2018.01.05 08:20

「こけら寿司」全国へ 高知県東洋町の業者が冷凍加工し商品化

手軽に楽しめるよう冷凍加工された郷土料理「こけら寿司」
手軽に楽しめるよう冷凍加工された郷土料理「こけら寿司」
 鮮魚の販売や加工などを手掛ける「魚松」(高知県安芸郡東洋町野根丙)が郷土料理「こけら寿司(ずし)」を冷凍加工し商品化した。海の駅「東洋町」の店頭で1パック500円(税込み)で扱っているほか、自社のWebサイトを通じても販売。電子レンジで温めると、ご飯に染み込んだゆず酢の香りが際立ち、ふっくらとした食感を味わえる。

 こけら寿司は、ゆず酢を混ぜ込んだご飯を直方体のすしおけに敷き詰めて具材を散らし、仕切り板で何層にも積み重ねて作る。かつては各家庭で慶事の際に振る舞われた。

 魚松は、郷土で親しまれる味を全国に発信しようと冷凍加工に挑戦。松本一希代表が母親に習って家庭の味を受け継ぎ、昨年12月に商品化にこぎつけた。

 1パックに200グラムのすし飯を使い、具材はニンジンやシイタケ、卵など。約3カ月の保存が可能で、「地元のおいしさが詰まっている。歴史ある郷土料理をたくさんの人に味わってほしい」と松本代表。東洋町のふるさと納税の返礼品にも加わっており、「販路の新規開拓にも取り組みたい」と意気込んでいる。

 問い合わせは魚松のWebサイト(http://uomatsu.net/)へ。

カテゴリー: 社会主要室戸


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