2018.01.01 08:30

あふれる笑顔で締めくくり 大みそか日曜市にぎわう 高知市

買い物客でにぎわった大みそかの日曜市(31日午前、高知市追手筋1丁目)
買い物客でにぎわった大みそかの日曜市(31日午前、高知市追手筋1丁目)
 2006年以来の大みそかの日曜日となった31日、高知市追手筋の日曜市はしめ飾りや餅などを買い求める人たちでにぎわった。「ありがとうね」「よいお年を」。1年を締めくくる市に温かい言葉があふれた。
 
 同市土佐山菖蒲の高橋寛(ゆたか)さん(77)と妻の光江さん(75)の店では、自家製の稲わらを編み上げた縄に色鮮やかなダイダイと形の良いウラジロをあしらったしめ縄が飛ぶように売れた。光江さんは「お客さんから元気をもらえて、えい年になった」とにっこり。
 
 60年余り漬物屋として小間を構えてきた、同市春野町弘岡の楠瀬和さん(89)は高齢を理由にこの日限りで閉店するという。地域の伝統野菜「弘岡カブ」や大根で作った漬物が特に人気で、白菜やキャベツの漬物などもずらりと並んだ。
 
 仕事が好きで日曜市を休んだことがなかったという和さんは「もっとやりたいけんど年とったわね。しゃあない」。今日が最後と知った常連客は老舗の味を惜しんでいつもより多く買い込んだ。「ありがとう、ありがとう」。和さんの笑顔が売り納めの市を明るく彩っていた。
 
 新年の市は7日から。

カテゴリー: 社会高知中央


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