2017.12.21 08:30

“最後”の魚梁瀬杉製材 木目美しく 高知県安芸市

テーブル向けに製材される魚梁瀬杉(20日午前、安芸市の山和木材)
テーブル向けに製材される魚梁瀬杉(20日午前、安芸市の山和木材)
 2017年度限りで伐採が原則休止されるヤナセ天然スギ(魚梁瀬杉)の丸太が20日、高知県安芸市内で製材された。一枚板の表面には、長い年月で培われた美しい色と木目が浮かび上がった。

 製材されたのは、高知市の木材市場で先月行われた競りで最高値(1立方メートル当たり36万円)が付いた丸太。安芸市の山和木材が競り落とした。

 直径112センチ、長さ約2・5メートルの丸太を前に、「最初のノコの入れようが大事」と貞広和男会長(81)。担当社員は切断する位置を見極めながら慎重に装置を動かした。

 厚さ8~10センチほどに切り分けられた9枚の板には、魚梁瀬杉独特の光沢と美しい木目がくっきり。貞広会長は、「思った通りの色合いと木目です」と笑顔を見せていた。

 板は1~2年ほどかけて乾燥させ、テーブルの天板用などとして業者や個人に販売される。

カテゴリー: 主要政治・経済安芸


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