2017.12.12 15:40

ユニーク演出で 高知中高がマーチングバンド全国大会へ

衣装を着て本番を想定した練習に励む高知中高吹奏楽部(高知市の県民体育館)
衣装を着て本番を想定した練習に励む高知中高吹奏楽部(高知市の県民体育館)
 マーチングバンド全国大会(12月17日、埼玉県)に高知市の高知中・高校の吹奏楽部が出場する。ヘルメットをかぶり作業着のような衣装で工事現場を表現するユニークな演出で、生徒たちは2度目の日本一を目指し練習に熱を入れている。

 マーチングバンド全国大会は45回の歴史があり、高知中・高チームは2007年以降に8度出場し2008年には優勝している。今年は小学、中学、一般など5部門に計112チームがエントリー。高知中・高チームは全国6ブロックの10代表で競う「高校の部(小編成)」に出場する。

 これまではクラシックやジャズを演奏し、曲調に合わせた衣装を着る一般的なスタイルで臨んできたが、今回は路線を大転換。「工事現場の一日」をテーマに作業着、ヘルメット姿で、工事をイメージして激しく打楽器をたたく場面があるなど、コミカルな演出になっている。

 顧問の吉良希英(のりひで)教諭(56)によると、大会規定で54人編成まで可能だが、高知中・高校は吹奏楽部の部員27人に指揮者2人を加え29人しかいないのが悩みだった。そこで、少人数でも迫力が出るようにと、工事現場で使う黄色と黒色のしましま模様のバーも小道具として活用するなど演出で工夫することにした。

 吹奏楽部の部長で高校3年生の今村友香さん(18)は「テーマを聞いた時はびっくりした」と言い、部員らには当初、コミカル路線に違和感があったという。それでも練習を重ねるうちに、「かっこいい、これで日本一を取りたい」と気持ちが一つになった。

 吉良教諭は「こんなに声を出した年は久しぶり。リラックスして力を出せば結果は出ると思う」と話している。

 22日には県民体育館(同市桟橋通2丁目)で全国大会の演奏などを披露するコンサートを行う。午後7時からで、入場無料。

カテゴリー: 教育スポーツ高知中央


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