2017.12.08 08:35

2017年 読者が選ぶ高知県内10大ニュース募集 何が心に?

 2017年は皆さんにとってどんな1年だったでしょうか。高知新聞社は「読者が選ぶ県内10大ニュース」を募集します。高知県関係の出来事を月別にまとめた手引を掲載します。新たに「安芸郡馬路村の上治堂司村長6期目出馬せず」(8日付朝刊に掲載)、「広島高裁が伊方原発3号機の運転差し止め」(13日付の一部夕刊と14日付朝刊に掲載)を手引に追加します。皆さんの記憶、印象に残っているニュースの順位を付けてください。いろいろなことがあった1年を、家族や仲間と振り返ってみましょう。(手引に掲載の肩書、年齢は当時)

 【応募方法】皆さんが選んだ10大ニュースの順位、項目番号(手引以外のニュースを選ぶ場合は不要)、住所、氏名、年齢、職業、性別、電話番号をはがきに明記し、〒780-8572 高知本町局私書箱40号 「高知新聞社報道部 県内10大ニュース係」へ。

 インターネットの場合は、高知新聞Webサイトの専用ページから投票できます。

 応募は、はがきかネットで1人1票とします。明らかに組織票と見なされるものは無効とします。

 【総合順位】皆さんが1位に挙げたニュースを10点、以下2位を9点…10位を1点と計算し、各ニュースの得点を累計します。総得点の多いものから順に県内10大ニュースとします。

 【賞金】皆さんが選んだ順位を点数化し、上位10人に各1万円を進呈(1家族で複数入賞した場合は、上位点の応募分のみ入賞とさせていただきます)。それ以外の応募者の中からも抽選で10人に各1万円を贈ります。

 【締め切り】12月24日 【発表】12月29日付朝刊

10大ニュース募集

◆2017年の主な動き リスト◆
【1月】
(1)県人口が72万割れ
(2)ラミレスFD入団
(3)龍馬暗殺5日前の手紙確認
(4)県内12JAの統合確定
(5)センバツに40年ぶり中村
【2月】
(6)奈半利川濁水対策でバイパス
(7)やなせたかし文化賞創設
(8)高知カツオ県民会議発足
(9)高知城のクスノキ残る
(10)龍馬マラソン1万人超え
(11)林邸を宿毛市に寄付
(12)高知県の大雨、突風解明へ
【3月】
(13)高知城歴史博物館オープン
(14)あけぼの街道整備完了
(15)高知市の「道の駅」構想頓挫
(16)中岡慎太郎の書状発見
(17)クイーン・エリザベス初寄港
(18)高知日赤の新病院起工
(19)JA土佐あきに排除命令
【4月】
(20)ペギー葉山さん死去
(21)黒潮町に22メートル津波避難タワー
(22)修復絵金5点が赤岡帰還
(23)高知市に全国最大直販所計画
(24)「林鉄とゆず」日本遺産に
【5月】
(25)大川村が村総会の研究開始
(26)県内10世帯未満集落12%
(27)林業大学校長に隈氏
(28)工科大「軍事研究しない」
(29)森雞二・九段が引退
(30)星野リゾート「ウトコ」撤退
(31)桂浜から「闘犬」消える
(32)秋篠宮さま 7年ぶり高知へ
(33)白髪山ヒノキ林が林業遺産
【6月】
(34)県内出生数が5000人割れ
(35)技研製作所 東証1部へ
(36)龍馬「最長」の手紙発見
(37)橋詰南国市長が辞職
(38)高崎元尚さん死去
(39)鍋島選手が世界陸上へ
(40)ルネサス高知工場2018年閉鎖
(41)県内津波避難タワー100基に
【7月】
(42)ごめん・なはり線開業15周年
(43)清水居酒屋が東京1号店
(44)高校総体卓球で明徳ペアV
【8月】
(45)高校総体弓道女子で岡豊V
(46)警官衝突死で異例の訴因変更
(47)まんが甲子園で韓国勢V
(48)陸自高知駐屯地にPAC3
(49)福井氏の参院選発言に批判
(50)全中ソフト、卓球男子単V
(51)県中学野球 付属が初優勝
(52)学テ 高知県算数A3番目
【9月】
(53)高知ユナイテッドが初優勝
(54)魚梁瀬杉“最後”の伐採
(55)宗田節入札を来春再開
(56)台風18号上陸、3人死亡
(57)宮本組飛び込み日本選手権V
(58)南海トラフ地震対応モデルに
【10月】
(59)安藤桃子さんが高知市街に映画館
(60)世界ラフティングで優勝
(61)衆院選「自民の牙城」崩れる
(62)皇太子ご夫妻 15年ぶり高知へ
(63)奥谷博さんに文化勲章
(64)高知市で将棋女流王座戦
(65)「サムライせんせい」完成
(66)高知大次期学長候補に桜井氏
(67)アカメをレッドリスト除外
【11月】
(68)しんじょう君と須崎市に龍馬賞
(69)岩間沈下橋の橋脚沈む
(70)仁井田産業団地が頓挫
(71)高校サッカー県予選 高知西初優勝
(72)高知PWがソフト日本一
(73)明徳が明治神宮野球V
(74)ユズ種子油でメタボ抑制
(75)国登録文化財に佐川町の4件
(76)高新中学駅伝 香我美、香長V
(77)県中学サッカー 土佐初優勝
(78)幡多信金に強盗、即日逮捕
【12月】
(79)うぶすな博物館撤去へ
【通年】
(80)「志国高知 幕末維新博」開催
(81)「働き方改革」県内でも
(82)雇用改善、人手不足も
(83)上治馬路村長 6期目出馬せず
(84)伊方原発3号機の運転差し止め

◆2017年の主な動き 概要◆
(1)県人口が72万割れ(1月)
 高知県の人口が1日時点で71万人台になったことが、県の推計で分かった。「72万人割れ」は国勢調査ベースで見れば、戦前の1940年以来。死亡数が出生数を上回る自然減が近年は5千人前後で推移。これに転出数が転入数を上回る社会減を合わせ、昨年1年間で約7500人減った。

(2)ラミレスFD入団(1月)
 米大リーグのスターだったマニー・ラミレス選手が高知ファイティングドッグス(FD)に入団することが9日、分かった。超大物選手の入団にファンからは驚きの声が上がった。ラミレス選手は23試合に出場。打率4割1分3厘、22打点、3本塁打の好成績を残した。

(3)龍馬暗殺5日前の手紙確認(1月)
 坂本龍馬が暗殺される5日前に書いたとみられる手紙が見つかり、県が13日、東京都内で記者発表した。1867年の大政奉還直後の混沌(こんとん)とした政局の中、龍馬が書状で初めて「新国家」という言葉を使い、新政府の財政担当者に福井藩士の三岡(みつおか)八郎(後の由利公正)を出仕させるよう同藩重役に懇願する内容。

(4)県内12JAの統合確定(1月)
 県内の12JAは18日の臨時総代会で、2019年1月発足を目指す「県域JA」への参加承認議案をいずれも可決した。県園芸連なども加わる新組織は「JA高知県」。全国2位の販売高約630億円、同10位の組合員約9万人となる。

(5)センバツに40年ぶり中村(1月)
 第89回センバツ高校野球大会の出場校を決める選考委員会が27日開かれ、高知県からは明徳義塾と21世紀枠で中村が選ばれた。中村は40年ぶりの出場。

(6)奈半利川濁水対策でバイパス(2月)
 魚梁瀬ダム(安芸郡北川村)の放水による濁水が長年問題となってきた奈半利川で、県は2日までに、濁りの少ない支流の水を直径1メートルの管路(約3・6キロ)で下流に流して水質改善を図る清水バイパスの整備に乗り出した。2021年度の完成を目指し、アユの成育環境の改善にもつなげたい考え。

(7)やなせたかし文化賞創設(2月)
 香美市の公益財団法人「やなせたかし記念アンパンマンミュージアム振興財団」は6日、子どものための創作活動などを支援する「やなせたかし文化賞」を創設。やなせさんの遺志に基づき、子どものための漫画や絵本、楽曲などを制作する全国の個人や団体を2年に1回表彰する予定で、第1回の受賞者は生誕100年に当たる2019年2月6日に発表する。選定委員は漫画家の里中満智子さん、ちばてつやさんら9人。

(8)高知カツオ県民会議発足(2月)
 観光や飲食、漁業、金融など幅広い分野の有志による「高知カツオ県民会議」(会長=尾﨑正直知事)が発足。9日の設立会合で「高知が一丸になってカツオを守ろう」との方針を確認した。産学官から集まったメンバーが「情報発信」「消費・漁業」「資源調査・保全」「食文化」の4分科会でカツオ資源の保護を考える。

(9)高知城のクスノキ残る(2月)
 高知城内の樹木の伐採・剪定(せんてい)作業を計画している県教育委員会は15日までに、石段登り口脇にある樹高約20メートル、幹回り約3メートルのクスノキは伐採せず、最小限の枝の剪定にとどめる方針に転換した。伐採方針を伝えた新聞報道で県民から「展望ロビーからの景観のために、親しみがある巨木を切るのはいかがなものか」といった電話やメールが複数寄せられたため。

(10)龍馬マラソン1万人超え(2月)
 高知県最大の市民マラソン大会「高知龍馬マラソン2017」が19日行われ、参加者が初めての大台超えとなる1万140人に達した。94・6%に当たる9589人が完走した。

(11)林邸を宿毛市に寄付(2月)
 幡多地域の自由民権運動の拠点で、明治から昭和にかけて3代にわたって大臣を出した林家の住宅(宿毛市中央3丁目)が同市に寄付されることになり、20日の市議会臨時会で関連議案が可決された。逓信大臣などを歴任した林有造が1889年に建て、譲治(厚生大臣)、迶(労働大臣)もここで育った。歴史観光の拠点化へ、市は2017年度、3億円余りで再生事業を進めており、来年3月までに改修完了の予定。

(12)高知県の大雨、突風解明へ(2月)
 高知地方気象台と高知大学は互いのレーダーの観測情報を用いて、高知県で大雨や突風が発生する際の気象メカニズムを解析する共同研究をスタートさせた。2019年3月までの予定で、防災や減災につながる成果を目指す。

(13)高知城歴史博物館オープン(3月)
 県立高知城歴史博物館が4日、高知市追手筋2丁目にオープン。高知城そばに近世土佐の歴史文化を研究・発信する新たな拠点が誕生した。同館は、県が所有する山内家史料約6万7千点を収蔵し、研究成果を展示公開する歴史博物館。1997年に開館した県立文学館以来の県立ミュージアムとなる。

(14)あけぼの街道整備完了(3月)
 高知市と南国市、香美市土佐山田町をつなぐ国道195号バイパス「あけぼの街道」(11・5キロ)の全線4車線化工事が14日終わり、1990年度に県が着手した同街道の整備が完了。周辺道路の渋滞緩和や緊急輸送道路としての役割が期待されている。

(15)高知市の「道の駅」構想頓挫(3月)
 高知市の岡﨑誠也市長は15日の市議会3月定例会の質問戦で、民間地権者から協力撤回の申し出があった市南部地域の「道の駅」構想について「(私有地での整備は)断念せざるを得ない」と明言。公有地を使った整備の可能性は残るため「構想の撤回ではない」としているが、地元住民らの反発を招いた私有地開発の構想は事実上頓挫した。

(16)中岡慎太郎の書状発見(3月)
 中岡慎太郎が、長州領内を倒幕派の志士が移動できるよう“通行許可証”の執筆を長州藩士に求めた書状が見つかったと、中岡慎太郎館(安芸郡北川村柏木)が16日発表した。京都大学付属図書館(京都市)が所蔵する屏風(びょうぶ)に貼られており、中岡慎太郎館の豊田満広・学芸員が見つけた。慎太郎が筆跡を使い分けていた形跡もうかがえるという。確認された慎太郎の書状は63通目。

(17)クイーン・エリザベス初寄港(3月)
 世界的に有名な英国の豪華客船「クイーン・エリザベス」(全長294メートル、9万900トン)が19日、高知市仁井田の高知新港に初めて寄港した。英国王室との縁が深く、女王の名を冠することを許された唯一の客船。1月初めに英国を出発し約4カ月かけて世界一周をするクルーズの途中、潮流の関係で関門海峡のクルーズができなくなったため、急きょ日程に組み込まれた。

(18)高知日赤の新病院起工(3月)
 高知市新本町2丁目から同市秦南町1丁目のイオンモール高知東側に移転する高知赤十字病院の新築工事が25日、起工した。南海トラフ地震時の対応拠点として整備される。完成予定は2019年3月、開院は同4月。総事業費は約206億円。

(19)JA土佐あきに排除命令(3月)
 農協以外にナスを出荷しないよう、不当な上乗せ手数料を徴収するなど農家の自由な取引を制限したとして、公正取引委員会は29日、JA土佐あきの独占禁止法違反を認定し、再発防止を求める排除措置命令を出した。JA土佐あきは5月、命令の取り消しを求め東京地裁に提訴した。

(20)ペギー葉山さん死去(4月)
 歌手のペギー葉山さんが12日、東京都内の病院で死去した。83歳。大ヒット曲「南国土佐を後にして」をきっかけに土佐観光ブームが起き、高知県観光客が飛躍的に増加。この縁で1974年、司馬遼太郎さん(96年死去)に続く2人目の名誉高知県人となった。よさこい祭りでは、全国大会の審査員長を99年から16年間にわたり務めた。

(21)黒潮町に22メートル津波避難タワー(4月)
 幡多郡黒潮町が同町佐賀の浜町地区に建設していた、避難フロアが地上22メートルと国内で最も高いとみられる津波避難タワーが完成し、13日、落成式が行われた。高台への避難が困難な地区に町が進めてきた6基のタワー整備は、これで終了した。

(22)修復絵金5点が赤岡帰還(4月)
 誤った薫蒸で変色した香南市赤岡町の絵金芝居絵屏風(びょうぶ)5点が東京での修復作業を終えて17日、同市に返還された。熊本市現代美術館への貸し出しから6年9カ月ぶりに保管していた絵金蔵へ戻った。修復のための費用約2千万円は同美術館側が負担した。

(23)高知市に全国最大直販所計画(4月)
 JAグループ高知が全国最大級の農産物直販所を軸とした複合施設を高知市に計画していることが17日までに分かった。同市北御座の民有地2万平方メートルを再開発し、農協特産センター「とさのさと」を移転リニューアルするほか、農家レストランなどを整備する。

(24)「林鉄とゆず」日本遺産に(4月)
 文化庁は28日、文化財を活用し地域の歴史や魅力をストーリーとして発信する「日本遺産」に、中芸5町村(安芸郡安田町、奈半利町、田野町、北川村、馬路村)の「森林鉄道から日本一のゆずロードへ―ゆずが香り彩る南国土佐・中芸地域の景観と食文化―」を認定。高知県関係では四国4県の四国遍路が2年前に認定されているが、県内市町村では初。

(25)大川村が村総会の研究開始(5月)
 土佐郡大川村の村議会議会運営委員会が議員のなり手不足問題で、議会の代替機関「村総会」の研究を開始。和田知士(かずひと)村長も村として村総会の研究開始を村議会6月定例会で正式表明。議運委は8月、「議会は今後も構成できる」と答申し、和田村長も9月定例会で調査・研究の中断を表明した。

(26)県内10世帯未満集落12%(5月)
 県内の中山間地域を中心に過疎・高齢化が進む中、10世帯未満の集落の割合がこの10年間で4・1ポイント増え、12・2%(288集落)に上ることが、県が1日発表した集落調査報告書で分かった。居住実態が確認できない集落も10あり、集落の小規模化や無人化が進む厳しい現状が改めて浮き彫りになった。

(27)林業大学校長に隈氏(5月)
 2020年の東京五輪でメイン会場となる新国立競技場の設計を手掛ける建築家、隈研吾氏(東京都在住)が、2018年度に高知県立林業学校から改称し、本格開校する林業大学校の初代校長に就任することが9日分かった。

(28)高知工科大「軍事研究しない」(5月)
 日本学術会議が「軍事目的の研究は行わない」とする声明を3月に決定したことを受け、高知工科大学は声明の趣旨を踏まえ、軍事研究を行わないとする方針を10日、学内の審議会で決めた。県内の3大学のうち、「学術と軍事」の関係で明確に方針決定したのは初めて。

(29)森雞二・九段が引退(5月)
 四万十市出身で、将棋のトップ棋士として活躍した森雞二(けいじ)・九段(71)は10日、東京の将棋会館で行われた竜王戦6組昇級者決定戦に敗れ、正式引退が決まった。3月の順位戦C級2組最終戦で敗れた森九段は、同組を陥落。予定の組まれた棋戦が終了した段階で、現役引退となっていた。1968年にプロになった森九段は、王位と棋聖のタイトルを各1期ずつ獲得した。

(30)星野リゾート「ウトコ」撤退(5月)
 室戸市の宿泊施設「ウトコオーベルジュ&スパ」を経営する星野リゾート(長野県)は11日までに、施設の運営を11月1日で終了すると発表した。その後、高知県内でホテルを経営する「アクトリゾート」(兵庫県尼崎市)が引き継ぐことが決定。

(31)桂浜から「闘犬」消える(5月)
 高知市の桂浜で闘犬場の運営や土産物販売を行ってきた「とさいぬパーク」(旧土佐闘犬センター)が19日、経営者の破産などに伴い閉店。半世紀にわたって桂浜の“名物”だった施設の最後を、来訪した土佐闘犬の愛好者、観光客らが惜しんだ。

(32)秋篠宮さま 7年ぶり高知へ(5月)
 秋篠宮さまが23日、7年ぶりに高知を訪れた。高知市で始まった日本動物園水族館協会の通常総会に同協会の総裁として出席するため。24日まで滞在し、高知市の県立高知城歴史博物館などを視察した。

(33)白髪山ヒノキ林が林業遺産(5月)
 日本森林学会(東京)は23日、長岡郡本山町の白髪山(標高1470メートル)にある天然ヒノキ保護林など8件を2016年度「林業遺産」に認定したと発表した。白髪山のヒノキ林は、国の保護林制度が始まった1915年に指定されてから現在に至るまで100年余り、面積も変わらず守られてきたことが評価された。県内からの認定は3件目。

(34)県内出生数が5000人割れ(6月)
 高知県の2016年の出生数は前年比273人減の4779人で、5千人を初めて割ったことが、厚生労働省が2日発表した16年人口動態統計で分かった。過去最少は14年の5015人だった。女性1人が生涯に産む子どもの推定人数を示す合計特殊出生率は1・47で、19年ぶりに1・5台に改善した前年を0・04ポイント下回った。

(35)技研製作所が東証1部へ(6月)
 圧入機メーカーの技研製作所(高知市)は9日、30日から東京証券取引所の1部銘柄となる承認を受けた、と発表した。県内企業の1部上場は四国銀行、高知銀行の地銀2行に次ぐ3社目で、製造業では初めて。

(36)龍馬「最長」の手紙発見(6月)
 坂本龍馬の手紙の中で「最長」とされる家族宛ての手紙の一部を北海道の男性が所有していることが分かり、県は購入を決めたと16日発表した。幕府側の襲撃を受けた寺田屋事件や自ら参戦した幕長戦争について書いた慶応2(1866)年12月4日付の手紙で、これまで写本は見つかっていたが、原本は長く所在不明だった。

(37)橋詰南国市長が辞職(6月)
 南国市の橋詰寿人市長(70)=3期目=が19日、健康上の理由から6月末で辞職する意向を市議会の議員総会で表明。市議会は6月定例会最終日の22日に全会一致で辞職に同意した。7月30日告示の市長選で、無所属の新人で前副市長の平山耕三氏(54)が無投票で初当選。

(38)高崎元尚さん死去(6月)
 高知県の現代美術をけん引し続けた現代美術家の高崎元尚さんが22日、死去した。94歳。1960年代に故・浜口富治さんらと前衛土佐派を結成。前衛芸術のムーブメントを巻き起こし、関西の前衛芸術団体「具体美術協会」にも参加。県展では洋画部門からの立体(現・先端美術)部門独立に寄与した。1991年に県展功労者、1995年には高知県文化賞を受賞した。

(39)鍋島選手が世界陸上へ(6月)
 陸上の日本選手権が25日、大阪で行われ、女子5000メートルに出場した須崎市出身の鍋島莉奈選手(日本郵政グループ=山田高出)が15分19秒87で初優勝。8月の世界選手権出場を決めた。

(40)ルネサス高知工場2018年閉鎖(6月)
 半導体大手ルネサスエレクトロニクス(東京都)は30日、同社の100%子会社「ルネサス セミコンダクタ マニュファクチュアリング」の高知工場(香南市)を2018年5月末に閉鎖する、と発表した。

(41)県内津波避難タワー100基に(6月)
 南海トラフ地震に備え県や市町村が整備している津波避難タワーが、月末に香南市夜須町のヤ・シィパーク内に完成したタワーで100基に達した。県が目標に掲げる115基に対する整備の進捗(しんちょく)率は87%。沿岸19市町村のうち16市町村に整備されており、現段階で約2万5千人を収容できる計算。

(42)ごめん・なはり線開業15周年(7月)
 土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線が1日、2002年の開業から15周年を迎えた。当初から輸送人員は増加傾向が続いてきたが、ピークの133万人を記録した13年度を境に漸減に転じ、16年度は123万人台に。約10万人の減少幅は、通学通勤の定期利用減とほぼ重なる。背景には県東部の人口減や高速道路延伸などが考えられる。

(43)清水居酒屋が東京1号店(7月)
 土佐清水市の食材を使う人気の居酒屋「土佐清水ワールド」が神戸市から東京に進出し、1号店の東京上野店が26日開店した。運営会社「ワールド・ワン」(神戸市)と土佐清水市の宗田節生産者でつくる組合が情報発信などに関する協定も締結。空輸された清水さばや店内で削った宗田節などの産直食材で土佐清水ブランドの浸透を図る。

(44)高校総体卓球で明徳ペア優勝(7月)
 全国高校総体の卓球競技が31日、福島県で行われ、女子個人ダブルスで明徳義塾の井絢乃と三村優果のペアが優勝した。同種目で県勢としては53年ぶり2度目の優勝となった。

(45)高校総体弓道女子で岡豊が初優勝(8月)
 全国高校総体の弓道団体決勝が4日、仙台市で行われ、女子の岡豊が初優勝を果たした。県勢の団体制覇は男女通じて初の快挙となった。

(46)警官衝突死で異例の訴因変更(8月)
 2015年に高知市内を自転車で走行中に警察官に衝突して死亡させたとして、傷害致死と公務執行妨害の罪に問われていた少年(19)について、高知地裁は判決言い渡しを予定していた4日、高知地検側に訴因変更を打診する異例の手続きを取った。衝突の故意性の立証が不十分だと判断したとみられる。同地検はこれに応じ罪名を重過失致死罪に変更。10月26日、同地裁は禁錮3年、保護観察付き執行猶予5年を言い渡した。

(47)まんが甲子園で韓国勢が最優秀(8月)
 第26回全国高等学校漫画選手権大会「まんが甲子園」が5、6の両日、高知市九反田の市文化プラザ「かるぽーと」で行われ、オープン参加も含め出場3回目の韓国の全南芸術が最優秀賞に輝いた。今年から正式参加となった海外勢による快挙。県勢は高知商業と高知工業の2校が入賞した。

(48)陸自高知駐屯地にPAC3(8月)
 北朝鮮の弾道ミサイル発射に備え、防衛省・自衛隊は12日、陸上自衛隊高知駐屯地(香南市)など中四国4県の陸自駐屯地に、航空自衛隊の地対空誘導弾パトリオット(PAC3)を展開した。米領グアム周辺への北朝鮮のミサイル発射計画などを踏まえ、日本政府はミサイルの国内落下も想定し、迎撃態勢を整備した。

(49)福井氏の参院選発言に批判(8月)
 自民党高知県連の福井照会長が、14日に徳島県内で開かれた同党の三木亨氏(参院徳島選挙区)の国政報告会で、2019年の次期参院選までに徳島・高知の合区が解消できない場合、三木氏を推す趣旨の発言をした。高知県連は高知選挙区の現職、高野光二郎氏を推すことにしており、矛盾した発言に批判が起きた。福井氏は「不用意、不注意な発言でご迷惑を掛けた」と陳謝。

(50)全中ソフト、卓球男子単V(8月)
 全国中学校体育大会の男子ソフトボールで20日、尾川・黒岩の連合チームが優勝した。決勝戦は仁淀・池川との県勢対決。卓球の男子シングルスでは25日、明徳義塾の手塚峻馬選手が優勝した。

(51)県中学野球 付属が初優勝(8月)
 第68回県中学校野球選手権大会の決勝が22日、春野球場で行われ、付属が土佐を2―1で下し、初優勝を果たした。

(52)学テ 高知県算数A3番目(8月)
 文部科学省は28日、小学6年生と中学3年生を対象に4月に実施した「全国学力・学習状況調査(学テ)」の結果を公表した。高知県は小学生の算数Aが全国3番目で、学テが始まった2007年度以降、小中を通して最高順位となった。算数Bも12番目。中学生は数学、国語とも正答率が全国平均を下回っているものの、数学は全国との差がこれまでで最も小さかった。

(53)高知ユナイテッドが初優勝(9月)
 サッカーの四国リーグが10日、黒潮町などで行われ、高知ユナイテッドSCがアルヴェリオ高松を4―1で下してリーグ初優勝を決めた。県勢のリーグ制覇は3年ぶり。

(54)魚梁瀬杉“最後”の伐採(9月)
 2017年度限りで供給が原則休止となるヤナセ天然スギ(魚梁瀬杉)の“最後”の伐採作業が15日から安芸郡馬路村内の国有林で行われた。11月下旬、高知市内の木材市場に出され、最も高い丸太は1立方メートル当たり、5年前の取引実績の2倍近い36万円に。今後、神社仏閣への建材需要がある場合や研究目的などの伐採は行うが、江戸時代から地域を支えてきた名木は経済的役目を終えた。

(55)宗田節入札を来春再開(9月)
 宗田節の全国有数の産地である土佐清水市の土佐清水鰹(かつお)節水産加工業協同組合は16日、出品量減少で2013年を最後に中止していた宗田節の産地入札即売会を来年4月に再開することを決めた。今年、メジカ(ソウダガツオ)は記録的不漁で出品量確保に不安は残るが、市のメジカ産業再生プロジェクトが今春始動したのに伴い、節産業再興へ足並みをそろえた。

(56)台風18号上陸、3人死亡(9月)
 大型の台風18号が17日、鹿児島県に上陸した後、宿毛市付近に再上陸し、高知県を北東方向に進んで横断した。高岡郡四万十町の窪川で1時間に86・5ミリの猛烈な雨を観測するなど、県中西部を中心に大雨が降った。18日、同町の川に水没した車の中から男性の遺体が見つかった。四万十市西土佐地域でも男性2人が行方不明になり、20、21日に四万十川で相次いで遺体で発見された。

(57)宮本組飛び込み日本選手権V(9月)
 飛び込みの日本選手権が22日、石川県で行われ、女子3メートルシンクロ板飛び込みで宮本葉月(土佐女子高)組が初制覇した。宮本は3メートル板飛び込みでも準優勝した。

(58)南海トラフ地震対応モデルに(9月)
 政府は26日、南海トラフ巨大地震への対応で、前震や地殻変動などの異常現象を観測した場合、気象庁が「南海トラフ地震に関連する情報」を発表することを決定。高知県は静岡県とともに、情報が出た時の対応を国が検討する際のモデル地区となった。室戸市と幡多郡黒潮町で、津波避難とその後の生活に関する課題を検証する。

(59)安藤桃子さんが高知市街に映画館(10月)
 高知市在住の映画監督、安藤桃子さんが、同市帯屋町1丁目のおびさんロード沿いの民間ビルに7日、映画館「ウィークエンドキネマM」をオープンさせた。1年余の期間限定で、高知未上映作などを上映する。

(60)世界ラフティングで優勝(10月)
 長岡郡大豊町の吉野川などを会場に世界22カ国521人が参加したラフティング世界選手権が9日閉幕し、同町西土居の貝本宣広さん(46)が出場したマスターズ(40歳以上)男子チームが総合優勝した。

(61)衆院選「自民の牙城」崩れる(10月)
 衆院選が22日投開票され、高知2区で無所属新人の広田一氏が自民党前職の山本有二氏を破って初当選。2000年以降の6回の衆院選で県内小選挙区の議席を独占していた「自民の牙城」の一角を崩した。1区は自民党前職の中谷元氏が希望の党、共産党の2新人を退けた。比例代表四国ブロックでは、山本氏が復活したほか、自民党前職の福井照氏、公明党前職の石田祝稔氏、立憲民主党新人の武内則男氏が当選。

(62)皇太子ご夫妻 15年ぶり高知へ(10月)
 皇太子ご夫妻が23日、「全国農業担い手サミットinこうち」出席と地方事情視察のため、15年ぶりに高知を訪れた。24日までの滞在中、訪問地で手を振ったり、積極的に県民に声を掛けたりされるなどし、穏やかな笑みで土佐路を照らした。

(63)奥谷博さんに文化勲章(10月)
 2017年度の文化勲章に宿毛市出身の洋画家、奥谷博さん(83)ら5人が選ばれた。政府が24日、発表。奥谷さんはフレスコ画の模写をきっかけに薄塗りで鮮やかな色彩の対比を主調とする作風を確立。「生と死」などをテーマに、具象絵画の旗手として美術界の発展に寄与した。県出身者では植物学者の牧野富太郎が1957年に受章している。

(64)高知市で将棋女流王座戦(10月)
 里見香奈女流王座に加藤桃子女王が挑戦する将棋の「第7期リコー杯女流王座戦」第1局が26日、高知市で行われ、後手の加藤女王が先勝した。高知県でのタイトル戦は2004年の棋王戦以来で、女流棋戦は初めて。

(65)「サムライせんせい」完成(10月)
 県内ロケ映画「サムライせんせい」の完成披露試写会が30日、高知市で開かれた。同市の漫画家、黒江S介さんの同名漫画が原作。半平太役の市原隼人さん、坂本竜馬役の忍成(おしなり)修吾さんらが出演。同市と南国市で6月26日から2週間余りにわたって撮影された。

(66)高知大次期学長候補に桜井氏(10月)
 高知大学は30日、脇口宏学長の任期満了に伴う学長選考会議を開き、同大学副学長で総務・国際・地域担当理事の桜井克年氏を次期学長候補に選出した。任期は2018年4月1日から4年間。

(67)アカメをレッドリスト除外(10月)
 絶滅の恐れがある生物をまとめた高知県版レッドリスト(動物編)の改訂版を、県が31日に公表した。絶滅危惧種だった日本固有の魚「アカメ」を「県内の岸沿いと内湾に広く分布する」としてリストから除外。タガメ、ヤマトオサムシダマシ、チャマダラセセリの昆虫3種を新たに絶滅種に追加した。

(68)しんじょう君と須崎市に龍馬賞(11月)
 社会、文化、スポーツなどの分野で活躍した県内の個人、団体を表彰する本年度の「龍馬賞」は1日、「ゆるキャラグランプリ2016」で日本一に輝いた須崎市のキャラクター「しんじょう君」と、同市元気創造課に決まった。抜群の情報発信力で県全体のPRに貢献している点などが評価された。

(69)岩間沈下橋の橋脚沈む(11月)
 四万十市西土佐岩間の四万十川に架かる「岩間沈下橋」の橋脚1本が11日、1メートルほど沈んでいるのが見つかった。橋桁はくの字に曲がり、市は全面通行止めとした。市は岩間も含めて国の重要文化的景観に指定されている市内9本の沈下橋を点検。「三里沈下橋」も岩間と同様に鉄製橋脚に腐食が見つかり、28日に全面通行止めにした。

(70)仁井田産業団地が頓挫(11月)
 高知市は11日までに、南海トラフ地震の津波浸水対策として同市仁井田の高台に整備予定だった「仁井田産業団地(仮称)」の開発事業を中止することを決めた。用地の売買時期を巡り、大口地権者との交渉がまとまらなかったという。

(71)高校サッカー県予選 高知西が初優勝(11月)
 第96回全国高校サッカー選手権県予選の決勝が12日、高知市の春野陸上競技場で行われ、高知西が明徳義塾を延長戦の末、1―0で破り、悲願の初優勝を果たした。県立校の優勝は、1998年の岡豊以来、19年ぶり。

(72)高知PWがソフト日本一(11月)
 ソフトボールの第46回日本リーグ男子の決勝トーナメント最終日は12日、栃木県足利球場で準決勝、決勝が行われ、高知パシフィックウェーブ(PW)が2004年大会以来となる、2度目の日本一に輝いた。

(73)明徳が明治神宮野球で優勝(11月)
 第48回明治神宮野球大会は14日、神宮球場で高校の部決勝が行われ、四国代表の明徳義塾が4―0で九州代表の創成館(長崎)を破り、36年ぶり2度目の優勝を果たした。県勢の優勝は2006年の高知以来で3度目。

(74)ユズ種子油でメタボ抑制(11月)
 ユズの効用を共同研究している安芸郡馬路村の馬路村農協と高知大学医学部の溝渕俊二教授は14日、非加熱のユズ種子油にメタボリック症候群を抑えるホルモン「アディポネクチン」の分泌を促す作用があることをマウス実験で確認したと発表した。アディポネクチンは「長寿ホルモン」とも呼ばれ、人での有効性を来年度検証し活用策を探る。

(75)国登録文化財に佐川町の4件(11月)
 国の文化審議会は17日、江戸時代後期の建築物である高岡郡佐川町甲の旧竹村呉服店店舗など、30都府県の建造物188件を登録有形文化財にするよう、林芳正文部科学相に答申した。県内4件は、いずれも歴史的町並みの整備を進めている同町上町地区にある建造物で、県内の登録有形文化財は計276件になった。

(76)高新中学駅伝 香我美、香長V(11月)
 第68回高新中学駅伝競走大会は19日、高知市の春野運動公園周回コースで行われ、男子は香我美が8年連続8度目、女子は香長が5年連続12度目の優勝を果たした。

(77)県中学サッカー 土佐が初優勝(11月)
 サッカーの第24回県中学選手権大会の決勝が23日、春野球技場で行われ、土佐がPK戦の末に佐川を下して初優勝を果たした。

(78)幡多信金に強盗、即日逮捕(11月)
 高知南署は24日、高知市神田の幡多信用金庫神田支店で女性客を刃物で脅した上で信金職員から現金を奪ったとして、強盗容疑で高知市の無職の男(55)を緊急逮捕した。信金職員が渡した1千万円分の厚みのある札束は強盗用の模擬札束で、上下1枚ずつだけが本物の1万円札だった。ほかの職員も逃走する男のミニバイクにカラーボールを投げ付けるなど、的確な対応で即日逮捕につなげた。

(79)うぶすな博物館撤去へ(12月)
 高知市は1日までに、同市浦戸の桂浜公園にある「県うぶすな博物館」が、市の設置許可がないまま市有地で不法占有を続けているとして、所有する有限会社に代わって建物を取り壊す行政代執行に着手する方針を固めた。有限会社は5月に閉店した「とさいぬパーク」(旧土佐闘犬センター)の関連会社。

((80)「志国高知 幕末維新博」開催(通年)
 大政奉還、明治維新から150年となる2017年からの2年間に展開される「志国高知 幕末維新博」が3月4日開幕。合わせて開館した県立高知城歴史博物館など県内23会場への入り込み客数は、9月末時点で100万人を突破した。

(81)「働き方改革」県内でも(通年)
 電通などの過労自殺や顕在化する人手不足を背景に、「働き方改革」に着手する企業が県内でも増加。四銀地域経済研究所が10月に行ったアンケート(回答147社)では、66%の企業が、従業員の長時間労働の是正や仕事の進め方の見直しなどに取り組んでいるとの結果が出た。

(82)雇用改善、人手不足も(通年)
 高知労働局が発表する県内有効求人倍率は改善傾向が続いた。10月に1・21倍となるなど年内に2度、過去最高を更新。正社員も同月、0・73倍となり過去最高を更新した。一方、日銀高知支店は6月、統計的に労働力が天井に達する「完全雇用」になったとの見解を発表。企業などの人手不足感は強まり、その影響で、事業拡大を見合わせたり、営業時間を短縮するなどの例が見られ始めた。

カテゴリー: 主要社会


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