2015.04.08 13:35

第1回 高校生フォトコンテスト 結果発表

最優秀
「卒業」
(テーマ・旅立ち)
太平洋学園高校3年 西田 舞




 審査評 
感性磨きチャレンジを

 瞬く間に過ぎて行く、若さ輝く高校時代。カメラはそんな大切な時を残すためのツールの一つです。高知県内の高校生が身の回りを見つめ、心が動いた時シャッターを押した作品が集まりました。

 「第1回高校生フォトコンテスト」のテーマは「旅立ち」と「冬の情景」。12校の46人から75点(メール19点、プリント56点)の応募がありました。審査には悩みましたが、写真のできはもとより、高校生らしい感受性が表れているかに着目して選考しました。

 最優秀は西田さんの「卒業」です。制服、クラスの記念写真、寄せ書き…。1枚の写真に閉じ込めた思い出の数々。見落としそうな何げない日常の光景ですが、この感性をこれからも大切にしてください。

 優秀は2点です。窪田さんの「一歩」。きらびやかな靴でどんな世界に踏み出すのだろう。明るい写真ですが、どこかおぼつかない足元と、ほどけた靴ひもに不安が垣間見えるようです。もう1点は、飯塚さん「ある日の放課後」。時折寂しげな表情を見せる先輩は何を語ろうとしているのか。モノクロの画面に不安感が漂います。

 佳作は3点。まずは久万田さん「似ている」。ごみの向こうに見えるのは、どこも同じ人間世界。作者が対比させたかったのはどこなのでしょう。北村君「語り継ぎ」は、ガーナに旅した時の作品。画面中央に見えるのは砲台のようです。語り継ぐべき歴史はどの国にもあります。窪田君「祖母のミシン」。おばあさんが大切にされているミシンに冬の日差しが照り映え、作者の心を動かしました。

 テーマに縛られ自由に撮れなかったかもしれませんが、全般に人物の写真が少なかったと思います。友だちは撮りやすいのでしょうが、知らない人はなかなか撮りにくい。しかし人物撮影は、人と対話を重ねることで違った側面が見えることがあります。難しいでしょうが挑戦してみてください。ただ「新聞のコンテストに応募します」と一言加えたほうがいいでしょう。

 入選以外にも「あと一歩」として4点を掲載しました。また、今回の応募作品の中から、残念ながら選にもれた作品を毎週1点選び、「すっぴんボイス」(木曜付朝刊)で紹介します。

 時代や機材は変わろうとも、伝えたい心は同じ。次回は秋を予定していますので、感性と腕を磨いて気軽にチャレンジしてください。


優秀
「ある日の放課後」
(テーマ・冬の情景)
明徳義塾高校1年 飯塚 南々香

「一歩」
(テーマ・旅立ち)
太平洋学園高校3年 窪田 姫更



佳作
「語り継ぎ」
(テーマ・旅立ち)
土佐高校2年北村 耕露

「祖母のミシン」
(テーマ・冬の情景)
岡豊高校2年 窪田 倫太郎

「似ている」
(テーマ・冬の情景)
土佐高校1年 久万田 樹世



あと一歩
「緊張」
(テーマ・旅立ち)
追手前高校吾北分校1年 南部 芹菜

「雨上がりの夕焼け」
(テーマ・旅立ち)
高知高専3年 橋口 大樹

「陽光」
(テーマ・冬の情景)
山田高校2年 千葉 沙也佳

「冬の果物」
(テーマ・冬の情景)
清水高校1年浜田 真優



カテゴリー: 高校生フォトコン教育


ページトップへ