2017.11.14 08:20

高知県佐川町の病院内に無料ギャラリー 第1弾は中学生の個展

院内ギャラリーで個展を開いた松村凜士郎さん=中央=と、企画をしたさだひさおさん=左=と久保田里香さん(佐川町甲)
院内ギャラリーで個展を開いた松村凜士郎さん=中央=と、企画をしたさだひさおさん=左=と久保田里香さん(佐川町甲)
 高知県高岡郡佐川町甲の病院「くぼたこどもクリニック」で、絵画などを鑑賞してもらう企画「星のかけらProject」が始まった。第1弾として高知市の高知南中学校1年、松村凜士郎さん(13)の絵画など約30点を集めた「ぼくの夏休み」が開かれている。11月19日まで。

 病院長の妻、久保田里香さん(54)が、院内の一角を有効活用するため、知り合いのイラストレーター、さだひさおさん(60)=高知市=の個展を2017年春開催。個展終了後、2人はスペースをギャラリーとして活用できないか模索していた。

 久保田さんは「日常生活の中で創作活動する人を応援したい」と無料貸しギャラリーとしての活用を思い立ち、さださんも賛同した。

 第1弾の“芸術家”は2人と以前から知り合いだった松村さん。ピアノの演奏活動を小学1年生から始め、好きな人物や音楽と関連する題材の絵、工作などの創作活動にも取り組んでいる。

 個展は人物画が中心で「『平和と自由』が自分のテーマ」と話す松村さんが、小学校低学年の時に描いたマーティン・ルーサー・キング師やジョン・レノンらが並ぶ。米ジャズピアニスト、チック・コリアの名曲「スペイン」に引かれた時に作った世界遺産「サグラダ・ファミリア」の粘土細工なども展示されている。

 11月5日、オープニングコンサートを行った松村さんは「自分の歩みを確認できる場をつくってもらった」と感謝。久保田さんは「多くの人に見てもらうことで感性が刺激されれば、芸術作品も高められる。作品発表の場として使ってほしい」と呼び掛けている。

 問い合わせは久保田さん(090・9777・7603)へ。



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