2017.10.27 08:00

第6回 高校生フォトコンテスト 結果発表

最優秀
「平和」
山田高校2年
西添亜美香



 審査評 
メッセージを伝えよう

 昨年6月に選挙権年齢が18歳以上となって、2回目の国政選挙が先日終わりました。投票権を持つ高校生はその権利を行使できたでしょうか。若い世代が政治に関心を持つことは大事なことです。
 今回は県内12校48人、県外1校1人からメール65点、プリント25点、合計90点の力作が集まりました。
 最優秀賞は西添亜美香さんの2枚組み「平和」です。高知空港近くにたたずむ太平洋戦争遺跡の掩体壕(えんたいごう)を訪れた作者は、戦争を学び「平和」について考えました。「笑顔いっぱいの幸せな日々が続きますように」とのコメントに、作者の思いが込められています。
 優秀賞は2点。1点目は岡崎恵美里さん「ナイスゴール!」。ゴール直後の笑顔を狙おうと、作者は冷静に状況を分析しました。スポーツ写真の傑作は偶然撮れるものではありません。制約の中からカメラポジションを考え、ゲーム展開を予測することで良い結果が生まれます。
 「Let's go!」を撮った伊藤紗那さんは、「新学期を新たな気持ちでがんばろうと思いました」とコメント。そんな思いを写真で表現しようと、道路表示を取り入れたユニークなアイデアです。この形式で数点作ってみるのも面白いかも。
 佳作は3点。西添千晃さん「目の前の夏」。つかめそうなほどに近くで見た花火。その感動を自撮りしました。素直な気持ちが伝わってきます。
 山本涼介さんの「自然の神秘」は、安芸市の伊尾木洞で撮ったそうです。圧倒的な光景に接した驚きをストレートに撮っています。光線状態、人物のポーズもよく考えています。
 リウ・テイ・トゥ・ヒエンさん「雨はイヤ」。「雨の日のバスの中、ゆううつな気分を吹き飛ばそうと指で遊んでみました」とあります。指に描いた顔が何ともいえずかわいいですね。
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 当コンテストは作品の完成度に重点を置くのではなく、いかに高校生諸君のメッセージが込められているかに注目します。もちろんカメラ操作など技術的な部分も大切なのですが、それ以前に「写真でなにを伝えたいのか」という“思い”を表現してください。
 問題意識を持ったり、興味ある分野を追求することはすばらしいこと。政治、経済でも歴史でもアートでも、関心のあることを掘り下げ勉強や観察を続けることで、カメラでの発見があるでしょう。

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 第7回の作品を募集します。2018年4月30日必着で、入賞者は高知新聞紙上などで発表。詳細は高知新聞Webサイトに掲載しています。問い合わせは、写真部(088・825・4056、photo@kochinews.co.jp)へ。
応募フォームはこちらから



優秀
「ナイスゴール!」
高知西高校3年
岡崎恵美里

「Let's go!」
土佐女子高校2年
伊藤紗那



佳作
「目の前の夏」
高知工業高校1年
西添千晃

「自然の神秘」
土佐高校1年
山本涼介

「雨はイヤ」
明徳義塾高校3年
リウ・テイ・トゥ・ヒエン



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