2017.10.21 08:20

[2017衆院選] 激戦高知2区に有力弁士 政権評価、安保で訴え

 衆院選が最終盤を迎えた20日、与野党の有力議員が高知県を訪れ、高知2区でしのぎを削る自民党前職の山本有二氏(65)と、元参院議員の無所属新人、広田一氏(49)の支援を訴えた。

「謙虚で、正直で、誠実な政党として信を問う」と主張する自民党の石破茂元幹事長(20日午後、佐川町内)
「謙虚で、正直で、誠実な政党として信を問う」と主張する自民党の石破茂元幹事長(20日午後、佐川町内)
 ポスト安倍の有力候補とされる自民党の石破茂元幹事長は、高知市や須崎市、高岡郡佐川町などを遊説し、山本氏を応援した。

 石破氏は、金融相と農相を経験した山本氏の実績を強調し、「地方に暮らす人、農林水産業、中小企業の人らが幸せにならなくて何がアベノミクスか。その中心になって立案するのが山本氏だ」と主張。「いつの時代も国を変えていくのは地方だ。新しい日本を高知の地からつくっていくために力を貸してほしい」と呼び掛けた。

 北朝鮮の核ミサイル開発問題にも言及し、「安全保障政策が今のままでいいとは全く思わない。日米同盟を点検し、さらに強固にする」と主張。ミサイル防衛の能力向上に意欲を示しつつ「北朝鮮問題を外交的、平和的に解決しなければならないからこそ、確固たる抑止力を築いていく」と述べた。

「多様性を大切にする社会をつくる」と訴える立憲民主党の福山哲郎幹事長(20日午前、高知市内)
「多様性を大切にする社会をつくる」と訴える立憲民主党の福山哲郎幹事長(20日午前、高知市内)
 比例四国の支持拡大へ来高した立憲民主党の福山哲郎幹事長は、高知市内でマイクを握り、広田氏の支援を訴えた。

 福山氏は、広田氏が旧民主党の安全保障総合調査会事務局長として、安保関連法の国会論戦に臨んだことに触れた上で「広田氏の怒りと頑張りのおかげで、私たちは堂々と『安保法制が違憲でおかしい』と言えた」と強調。「まっとうな政治を取り戻すために筋を通す政治家を一人でも多く増やしてほしい」と呼び掛けた。

 また、安倍政権について「森友、加計学園問題で文書は捨て、記憶はなくす。国会は開かない。安保法制の時以上にぐちゃぐちゃだ」と批判。アベノミクスは5年たっても高知県では成果が出ていないとして、「安倍さんを倒したいと思う皆さんに、無所属で筋を通す広田さんを勝たせてほしい」と述べた。

関連記事

もっと見る



ページトップへ