2017.10.09 09:37

「四万十かっぱ祭り」にぎわう 高知県四万十町の海洋堂かっぱ館

全国のカッパ好きが集まった「第1回かっぱ祭り」の山車パレード(8日午後、四万十町打井川)
全国のカッパ好きが集まった「第1回かっぱ祭り」の山車パレード(8日午後、四万十町打井川)
 全国のカッパ好きが四万十川中流域の山里に集う「第1回四万十かっぱ祭り」が8日、高岡郡四万十町打井川の海洋堂かっぱ館周辺で開かれた。龍神やカッパの像を祭った山車パレードや仮装大会などカッパ一色の1日を、大勢の観光客らが楽しんだ。

 宮脇修館長(89)の父親は打井川近くの上宮出身。子どもの息災にご利益があるとされる馬之助神社のほこらを父親が造った縁で2012年に開館した。

 祭りは「新しい交流の場に」と住民や町などでつくる実行委員会が主催し、高知新聞厚生文化事業団の助成を受けた。「四万十町よさこい踊り子隊 四万夢多(しまむた)」の演舞に続き、地元の大工らが手掛けた山車(高さ1・5メートル)も登場し、かっぱ館周辺の約2キロをパレードした。

 山車は「馬之助伝説」の絵巻模様で彩られ、高さ1・5メートルの金色の龍神やカラフルなカッパたちが“鎮座”する。カッパに扮(ふん)した引き手らとともに、にぎやかに進んだ。

 仮装大会には全国から20組が出場し、サラリーマンやヒーロー風など工夫を凝らしたカッパが登場。リアルな造形で知られる兵庫県福崎町のキャラクター「河次郎(がじろう)」もゲスト参加した。

 山車に乗る大役を任された森沢実咲さん(9)=高知市=は「お母さんと朝3時までかかって衣装を仕上げた。参加できて楽しかった」。宮脇館長は「祭りは人と人の絆を育む。次は妖怪街道をつくってパレードしたい」と、来年の祭りに思いをはせていた。

関連記事

もっと見る

カテゴリー: 主要文化・芸能海洋堂高幡文化


ページトップへ