2017.09.30 08:23

とさでん交通が電停の命名権販売 高知県内の鉄道で初

ネーミングライツ契約でサブネームが付いた停留所のあんどんと案内板のイメージ図
ネーミングライツ契約でサブネームが付いた停留所のあんどんと案内板のイメージ図
 とさでん交通(高知市桟橋通4丁目)がこのほど、高知県内の鉄道として初めて停留所のネーミングライツ(命名権)契約を結んだ。10月1日から電停「高知橋」で、「サブネーム」としてスポンサーが希望する名前を記載する。

 とさでん交通は、運賃収入の伸び悩みや設備の維持管理費の確保のため、他県の鉄道などを参考にネーミングライツ事業に取り組むことにした。高知市の中心市街地に近い「高知橋」(同市駅前町)を対象に、昨年8月からスポンサーを募集していた。今回は、高知病院(同市相生町)と3年間の命名権契約を結んだ。案内板や車内の電光掲示板に、従来の名称である「高知橋」に加えて「医療法人野並会 高知病院前」と表記。車内でもアナウンスする。

 同病院は「大事な交通機関の維持に、地域の病院として貢献できればと(契約を)決めた。高齢の方ら公共交通を利用して来院する人が、少しでも迷わないようになれば」と説明する。

 とさでん交通は「初めての取り組みで、試験的な要素もある」とし、契約料については「電停の立地条件や利用状況などを考慮して価格を設定していきたいので、今回は“安心安全な輸送の確保につながる金額”ということで…」。今後、課題や契約内容などを整理し、ほかの電停やバス停での契約も検討するという。

カテゴリー: 主要政治・経済


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