2017.09.16 14:31

高知FD マニー狂騒曲 終演か 後期終了目前でまだ戻らず

試合前のマイクパフォーマンスは「コウチ、サイコ~」が“口癖”だった(5月、高知球場)
試合前のマイクパフォーマンスは「コウチ、サイコ~」が“口癖”だった(5月、高知球場)
 Manny、Youは今どこに―。高知ファイティングドッグス(FD)のマニー・ラミレス選手が8月中旬に一時帰国してから16日で約1カ月。球団に「(古傷の)膝の治療に専念したい」と話していたが、これまでに経過報告などの連絡はなく、復帰のめどが立っていない。後期終了が目前に迫る中、球団幹部も諦め顔だ。

高知球場近くのベンチで昼寝。試合前の“調整法”も独特だった(5月)
高知球場近くのベンチで昼寝。試合前の“調整法”も独特だった(5月)
 マニー選手はFDと今年1月に契約合意。3月に来高した際は、国内外のメディアに取り上げられた。前期18試合に出場し打率4割6分、本塁打3、打点20の好成績。ホームゲームの平均観客数は883人で、昨年同期の53%増。物販売り上げも436万円と4倍に増えた。

興味本位で水をまく。天真らんまんな姿も見られないのか(5月、東部球場の室内練習場)
興味本位で水をまく。天真らんまんな姿も見られないのか(5月、東部球場の室内練習場)
 後期も引き続きFDでプレーすることになり、7月下旬に台湾遠征中のチームに合流。直後に「試合開始(午前9時)が早い」「バッティングマシンがない」ことを理由にチームを離れ、高知で独自に調整を行う“やる気”も見せていた。

 しかし、後期は5試合に出場し、17打数4安打2打点。特に離高直前の3試合は無安打だった。そのため、一部ファンからも「打撃の調子が悪くなったから帰ったのでは」との“臆測”も飛び交う。

 高知の猛暑で調子が上がらなかったか、試合から遠ざかっていたためか…。チームスタッフで打撃投手を務める国信貴裕さんによると、「前期はフリー打撃で打ち損じがほとんどなかったのに、後期は多かった。パワフルさは感じましたが、『何か違うな』という印象を持ちました」。

 後期も残塁が多く、「マニーがいれば」というシーンが目立つFD。ただ、駒田徳広監督は「もともと彼がいない前提でチームづくりをしてきた。彼に頼る戦いはしていない」と話す。

 FDとの契約は9月末まで。再来高について梶田宙社長は「可能性は低い」と言う。

 マニー選手が高知を離れた8月18日以降、マニーのことはあまり話題に上らないという。梶田社長が覚えているのは、県外在住のファンから届いた「マニーは戻ってきますか?」というメール1通だけ。「やはり『マニーはマニー』なんでしょう」と、さばさばとした表情だった。

 マニー選手の妻、ジュリアナさんは16日、「戻ってくるのか」との高知新聞の取材に対し、一言「NO」と答えた。

 高知での生活を満喫し、前期最終戦では特大ホームランを放った“生きる伝説”は戻ってこないのか。マニー狂騒曲は、このまま終演を迎えそうだ。

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カテゴリー: スポーツFDスポーツ


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