2017.09.15 08:40

JR予土線模型が高知県四万十町役場に 鉄道カメラマンら製作

 完成したジオラマでJR予土線の鉄道模型を走らせる坪内政美さん(四万十町琴平町)
完成したジオラマでJR予土線の鉄道模型を走らせる坪内政美さん(四万十町琴平町)
四万十川沿いの山あいを走るJR予土線の風景を凝縮した鉄道ジオラマが、高知県高岡郡四万十町役場西庁舎の1階ホールに展示されている。清流が見渡せるトロッコ列車や沈下橋で遊ぶ人など、「しまんとグリーンライン」と呼ばれる予土線ならではの印象的な光景が再現されている。
 
 四万十川上中流域を走るJR予土線の風景が凝縮されている(四万十町琴平町)
四万十川上中流域を走るJR予土線の風景が凝縮されている(四万十町琴平町)
沿線自治体などでつくる県予土線利用促進対策協議会が設置。昨春、江川崎駅近くの道の駅「よって西土佐」(四万十市)に置いたのに続く第2弾で、今回も協議会アドバイザーで鉄道カメラマンの坪内政美さん(43)=高松市=に発注した。坪内さんは仲間の鉄道模型愛好家らと半年かけて仕上げた。

 沈下橋の近くを走行する観光列車「しまんトロッコ」の模型(四万十町琴平町)
沈下橋の近くを走行する観光列車「しまんトロッコ」の模型(四万十町琴平町)
ジオラマは幅190センチ、奥行き75センチで、縮尺150分の1。撮影ポイントとして人気の三島鉄橋(同町昭和)や沈下橋の風景をイメージし、川遊びやアユ釣りを楽しむ人々を配置。列車やパトカーは側面の文字など細部にまでこだわった。地元ではよくあるという、ホームに鹿が出没する光景も再現するなど、遊び心満載だ。

 スイッチを押せば、車両を走らせることも可能。坪内さんは1974年に延長76・3キロが全通した予土線と同い年で「四季折々、区間によって絶えず表情を変える美しい路線。『乗って残す』ためにも、ジオラマが興味を抱くきっかけになれば」と話している。

 坪内さんが撮った全国の鉄道写真も常設展示している。問い合わせは、同協議会事務局(0880・22・3124)へ。

カテゴリー: 主要社会高幡


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