2017.09.14 08:20

高知工科大女子が卓球6連覇 全国国公立大会の最多記録更新

卓球全国国公立大学大会を制した工科大の男女団体メンバー(高知市の永国寺キャンパス体育館)
卓球全国国公立大学大会を制した工科大の男女団体メンバー(高知市の永国寺キャンパス体育館)
 8月15~18日、岡山県で行われた卓球の第57回全国国公立大学大会で、女子団体の高知工科大が6連覇を果たした。過去最多だった筑波大(1981~85年)の5連覇を塗り替えた快挙。選手たちは「先輩が築いてくれた記録を途切れさせるわけにはいかなかった」と胸を張り、浜田美穂監督も「みんなが本当によく頑張った」と喜んでいる。

 卓球部は大学開学時の97年同好会として発足。公立化した2009年、元土佐女高監督の浜田監督が教授として着任し顧問になったのを機に11年、部に昇格した。

 当時は選手が男女合わせて4人。公式戦は部外の助っ人を借りていた。その後、浜田監督の高校時代の実績を知る学生たちが、その指導を求めて入学するように。女子は11年に初めて春季リーグ四国学生選手権を制すると、以後“敵なし”で春季、秋季ともに勝ち続けている。

 その力を裏打ちするのが「私立の強豪でもこれほどはしない」(浜田監督)練習量。平日は授業後3~5時間、朝練も1、2時間行う日がある。土日、祝日は丸一日で、夜を加えた「3部練」を実施することも。「減らしてください」と訴える選手に、浜田監督は「この練習があるから勝ってるのよ」。「本当きついですよ」と選手たち。とはいえ、表情は充実感に満ちている。

 56チームが出場した今大会は、予選からの計6試合を全て3―0。決勝は新潟大を相手に第1単の江口、複の福島礼・福島彩が思い切りよく戦いストレート勝ち。特に、第2単の福島彩は過去シングルスを2連覇している強敵を3―1で押し切った。

 また、67チームが出場した男子も2年ぶりに優勝し、男女アベック優勝を果たした。そのほか、男子ダブルスで竹中・大坂、女子シングルスで高原舞、同ダブルスで福島礼・福島彩が1位となり、5冠を達成した。

 「『練習量はどこよりも上』という自信があるから負けるはずがない」と江口。高原舞も「試合に懸ける思いは相手も同じくらいあると思うけど、こっちはもっと厳しいトレーニングを積んでいる」と強調した。

 浜田監督は「一年一年の積み重ねがあってこそ。選手が厳しい練習に真面目に取り組むから結果が出ている。国公立大会での連覇はもちろん、ユニバーシアードの代表選手を出すことも目標」と話している。

カテゴリー: スポーツ


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