2017.09.03 08:20

龍河洞商店街の活気じわり 新規出店が続々 高知県香美市

 キャンドルなどを販売する藤岡さわさん (写真はいずれも香美市土佐山田町逆川)
キャンドルなどを販売する藤岡さわさん (写真はいずれも香美市土佐山田町逆川)
香美市土佐山田町の龍河洞へと続く商店街に、じわじわと活気が戻っている。空き店舗が目立っていた通りに昨年5月、カフェがオープン。以降、屋台やキャンドル店などもでき、チャレンジショップのような試みも始まるなど、活性化の兆しが見えている。

 オリジナルの「オリパラ焼き」を販売する西征義さん
オリジナルの「オリパラ焼き」を販売する西征義さん
龍河洞の入洞者は1973年、ピークの105万人に達したが、ここ数年は約10万人で推移。観光客減に伴い、商店街は店じまいが相次ぎ、閑散とした状態が続いていた。

 そんな中、昨年5月に本県産小型鶏「プチコッコ」と触れ合える「Cafe Ayam(カフェアヤム)」がオープン。龍河洞保存会(岡崎淳一会長)によると、「カフェアヤム」は商店街で約20年ぶりの新店だった。

 すると、今年3月、西征義さん(72)=高知市中万々=が経営する屋台がお目見え。もともと食堂だった建物を飲食スペースとして借り、お好み焼きのようなオリジナル商品「オリパラ焼き」を販売している。

 それまで、地域のイベントやホームセンターなどで屋台を出していた西さん。「カフェアヤム」の経営者と親戚だったことから龍河洞での出店に踏み切った。現在は月10日ほどの営業だが、「徐々に日数を増やしたい」と話す。西さんは、県が今春設立した龍河洞観光の活性化策を考える協議会にも積極的に参加している。

 そして、8月にはキャンドル作家の藤岡さわさん(35)=香美市土佐山田町栄町=が、キャンドルやせっけん、化粧水などを販売する「38 phyto lab.)」を開店。もともとは団体客の食事や披露宴の会場だった施設を活用し、キャンドル作りの体験教室なども開催している。

 藤岡さんはクリスマスイベントで毎年、洞内を彩るキャンドルを制作し、龍河洞と縁もあった。「駐車場が広くてお客さんも便利だし、場所も龍河洞って言ったらすぐ分かる」と出店場所に選んだ理由を説明する。

 商店街の土佐打刃物専門店「土佐壺屋(つぼや)」が所有する空き施設では、一定期間だけ店を開くチャレンジショップのような活動も展開されている。7月~8月末には、コケ玉の販売や占いが行われた。

 土佐壺屋の原導成さん(27)は「スペースには余裕がある。お試しでも活用してもらえたら」。商店街活性化の協力者を募っている。問い合わせは原さん(080・6387・6709)へ。






カテゴリー: 政治・経済香長


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