2017.08.20 08:20

元高知大学長の山本晋平氏が死去 医大との統合進める 79歳

 高知大学の第9代学長を務めた山本晋平(やまもと・しんぺい)氏が8月10日午前2時42分、慢性呼吸不全のため高知市内の病院で死去した。79歳。南国市出身。自宅は高知市玉水町59。葬儀は近親者のみで済ませた。喪主は長男圭(けい)氏。告別式は9月17日午後1時から2時半まで、高知市葛島2丁目8の25の葬祭会館心月記で仏式。

 高知大農学部卒業、京大大学院農学研究科博士課程修了。1965年に高知大農学部講師となり、教授、農学部長などを経て1999年に高知大初の生え抜きの学長に就いた。高知大と高知医科大との統合準備を進め、2003年9月まで1期務めた。

 専門は応用生化学で酵母を研究。「海」をテーマに大学づくりを進め、学長時代は海底掘削試料(海洋コア)の保管・研究を手掛ける「海洋コア総合研究センター」の設立に尽力した。

 黒潮の恵みを受ける東アジアの自然・経済・文化を生物学、水産学、民族学などさまざまな分野から総合的に研究する「大学院黒潮圏海洋科学研究科(博士課程後期)」(現・大学院総合人間自然科学研究科黒潮圏総合科学専攻)設置への道筋を付けた。2013年、瑞宝重光章受章。

カテゴリー: 訃報


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