2017.08.13 11:44

よさこい祭り2017 「よ」き友よ と「さ」の「こ」うちで「い」つまでも

全国大会出場チーム ピックアップ
 各地からよさこいチームが高知市に集った8月12日の「よさこい全国大会」。今年も参加した常連チームの中から、5チームをピックアップ。演舞の写真とともに紹介しよう。


上總(かづさ)組(埼玉県)
 15年連続出場。もはや高知のほぼホームチームと言ってよい。
 代表の菊池亜希子さん(70)は高知市で生まれ、7歳の時、第1回よさこい祭りを踊った。1991年に「埼玉でも」と坂戸市でチームを結成。チームの名はよさこいを教えてくれた父、上總稔さんへの思いを込めた。
 
 鳴子の音など原点を大切にする姿勢が人気を呼び、近年は高知在住の踊り子も増え、今年の高知組の参加はなんと40人。
 
 息子の公助さん(46)と妻の弘美さん(49)は「チームのみんなにとって高知は心の故郷。都会にない青く広い空の下で踊れることが何より楽しみ」。「高知の夏」から名付けた娘の知夏さん(19)も笑顔で舞った。



Summer Zipper(サマージッパー、東京都)
 「ジッパー」とは、服などに付いているファスナーのこと。
 衣装には毎年、どこかにジッパーが付く。今年は胸元に赤い横線のジッパー。これを開いて衣装を変える。
 
 11回目の出場。東京在住の高知県出身者が2004年に発足させた社会人チーム。代表の橘未於(みお)さんは「常に進化するチーム。衣装が凝っているのでアクシデントも多いんです」。
 
 7月始めに衣装が届き、着て踊ると「うまく脱げない」と苦情が出ることも。「今年も途中で踊りを直しました」と橘さん。
 
 チーム内のメンバー同士で今までに20組ほどが結婚。都内で開かれるよさこい祭りには近年、その子どもたちも参加。「ベビージッパー」と呼ばれているそうだ。



京都チーム「櫻嵐洛」(京都府)
 京都府の大学生が中心。「本場の高知で踊りたい」という思いから19回連続出場。
 
 結成当初はメンバーは10人ほどで衣装も手作り。宿泊場所は電話帳に掲載されている番号に片っ端から電話をかけ、高知市内の寺院に寝泊まりすることもあったという。
 
 関西一帯の学生が立命館大のキャンパスで猛練習を重ねる。今年で9回目の参加の鳥居雅史さん(28)は愛知県大府市在住で、チーム内でたった1人の社会人。「学生時代の楽しさが忘れられなくて。高知に来ないと夏が始まりません」



よさこい塾・ありがた屋(三重県)
 「高知に生まれたかった…(泣)」。地方車の後ろに、どでかい文字が躍る。三重県鈴鹿市の「よさこい塾・ありがた屋」は、高知を愛してやまない人たちの集団だ。
 
 代表の坪田信司さん(50)によると、高知でチーム名が浸透していないころは、踊りがあまり注目されない時もあったという。
 
 「県外チームやけど、ここ、えい!って思ってほしい」。今年1月から練習を重ねてきたという踊りからは、そんな激しく熱い思いがほとばしる。
 
 こちらこそ、高知を愛してくれてありがたや~。



ぞっこん町田’98(東京都)
 「ぞっこん町田’98」と言えば「ぞっこん幕」。大きな布をぶわっと広げて使う演舞は、ど迫力。
 
 大だこに人間が乗って空を舞っているようだ。ムササビなんて目じゃないですよ。
 
 1998年、東京都町田市でのよさこい祭り開催を目指し、PRのため町田商工会議所などがつくった踊り子隊。地元の祭りなどへの参加が多い「地域密着型」チーム。
 
 三田村貴幸代表(46)は「高知はお客さんがうちわであおいでくれて、ビールもくれたりして。ザ・祭りって感じがいい」と噴き出る汗をぬぐった。


2018年は全国大会20周年 また会う日まで
 よさこい全国大会にはほかにもたくさんの常連さん、おなじみさんがいます。紹介しきれずお許し下さい。全国大会20周年の来年、また会いましょう。

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