2017.08.12 11:31

よさこい祭り2017 多様性を考える 絶滅が危惧される踊り子たち

 よさこいをかつて席巻した「変人」「奇人」「傍若無人」「個性的な変なチーム・輝くチーム」は、どこへ消えたのか。よさこい祭りの〝生物多様性〟が危ない。



「バービーズ」は平均年齢69歳のお姉様方50人。スラリと伸びた脚を見せつけ腰をフリフリすれば、観客は一発ノックアウト


 
 高知大学南溟寮の「アンパンマン」が客にアメをプレゼント。手に「バイキン」ついてないでしょうね



 はるばるやって来た静岡の清水次郎長。土佐で踊るべく奥さんに頼み込み、次郎長自ら地方車を運転して来たという



 絶滅危惧種の宝庫「日章踊り子隊」。左は「熊」(背中にそう書いてあった)。息できてますか? と聞くと、「できます」



 「これやります!」と突然、アフロの彼。名門「高知大学南溟寮」チームの踊り子。同じ大学の「日章踊り子隊」とは熾烈(しれつ)なライバル関係にある



 2日かけて家族とこしらえた髪玉は、かなりの重量。肩が凝るので「整体、予約済みです」。「Rouce(ルーチェ)」の中で際立つ歌姫



沿道の観客が飛び入り。お尻でダーンス!。踊り子とセッション




 肩から頭に人形を担いで歌う。「おきゃく屋のOカップです」と渡辺ユキさん(34)。巨乳(鈴入り)を振るとシャンシャン鳴った



18回目出場の「M・I(ⅡⅢ)」が競演場に出現すると同時に、観客の笑顔が消え、沿道は静寂に包まれる


守れ希少種!!
 「ダメですねー、なかなか見つかりません。やはり絶滅の危機です」。8月11日午後、取材に散らばった記者からこんな声が聞こえた。息の合った華麗な踊りほど素晴らしいものはない。しかしその陰で、「珍」な生き物のような踊り子、チームたちが、絶滅の危機にひんしている。本日ここに記したのは、かろうじて発見できた、希少種たちの姿である。

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