2017.08.12 08:35

よさこい祭り2017 かなばる“消滅”惜しむ さよなら 魅惑のダンス

これぞ「かなばる」。カーニバル風衣装で開放的なダンスを披露する踊り子たち(高知市の柳町演舞場)
これぞ「かなばる」。カーニバル風衣装で開放的なダンスを披露する踊り子たち(高知市の柳町演舞場)
 カリブ海のトリニダード・トバゴのカーニバルとよさこいを融合した「かなばる」が本番2日目の8月11日のダンスを最後に、活動にピリオドを打った。露出過多な衣装、カリブのリズム、腰フリフリのダンスで多くの人を喜ばせてきたチーム。ファンの皆さん、心から悲しんでください。
 
 面積の少ないビキニ風衣装で毎年、驚かせてきたかなばる。東京で活動する高知市出身の音楽プロデューサーHEMOさんがトリニダード・トバゴのカーニバルがよさこいにそっくりなことから、2008年に結成した。
 
 よさこいの季節に高知のほか、全国やカリブから踊り子が高知市に集合。著名な振付師のYURIさんが海賊風などテーマを毎年変えて作る、創作的ダンスが人気だった。解散は結成10周年を機に「充電期間が必要。新たな展開を望みたい」との理由。再結成に含みを持たせた。
 
昼間は「竜宮城」をテーマにセクシー度は控えめ(高知市の梅ノ辻競演場)
昼間は「竜宮城」をテーマにセクシー度は控えめ(高知市の梅ノ辻競演場)
 最後の衣装はへそが少し見える程度の赤のドレス。「セクシーさばかり注目されるが踊りをちゃんと見せたい」と、「竜宮城」をテーマに和を意識した。乙姫や浦島太郎に扮(ふん)した踊り子がカリブ発祥の音楽「ソカ」に合わせ、艶やかに舞った。
 
 だがこれで終わらないのが、かなばる。午後7時すぎ、柳町演舞場に移動した踊り子の大半は、リオのカーニバル風のド派手な衣装に。地方車からの灯光を浴び、陶酔した顔で腰を激しく揺らした。沿道の人からも笑顔があふれ、開放的なダンスで、一夏の夢を見させてくれた。

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