2017.08.12 08:20

よさこい祭り2017 「高知LOVE」で恩返し ダイヤモンドダイニングの松村社長

地方車に上がり、よさこいを満喫する松村厚久社長(8月10日午後、追手筋本部競演場)
地方車に上がり、よさこいを満喫する松村厚久社長(8月10日午後、追手筋本部競演場)
 関東を中心に飲食店を経営するダイヤモンドダイニング(東京都)が2017年も軽快な鳴子踊りを披露している。高知市出身の松村厚久社長(50)が率い、ど派手な地方車と個性的な音楽で古里に乗り込んで4年。東から新しい風を運んでいる。
 
 2017年はよさこい節を音楽に強調して取り入れ、恒例の“原宿系ポップカルチャー”の激しいダンスでたたみかける。松村社長によると、今回の祭りにかかった費用はざっと「5千万円」とか。
 
 松村社長が初めてよさこいを踊ったのは追手前高校3年の時。関東の大学に進んだ年も出場。「おびさんロード」チームで踊ったその2回が、よさこいとの関わりの原点だという。
 
 「楽しかった。踊らないと損だと思った。高知によさこいがあることが自慢。人口より多い観光客が来るすごい祭りだから」
 
 関東などに約430店舗を展開し、東証1部にも上場。仕事と格闘しながら、いつも古里を思っていた。
 
 古里への貢献に選んだのがよさこい祭りへの出場。友人のアートディレクター、増田セバスチャンさんがデザインした地方車には、これまでホリエモンの呼び名で知られる堀江貴文さんが乗ったり、芸能人が乗ったり。2017年は有名企業の経営者ら50人ほどを高知に招き、交代で地方車から見物してもらった。「東京で『高知はすごい』と、(招待した人に)拡散してもらおうと思っているんです」
 
 松村社長は2015年、若年性パーキンソン病を公表した。機械で腸に薬を安定的に投与する療法を取り入れ、体調は安定しているという。「今は睡眠さえ取れれば調子はいい。高知に恩返しするためにも本業で力を付けないといけないし、よさこいでは来年また違った驚きを与えたい」と、病気を感じさせないほど情熱的だ。
 
 本番初日の8月10日、追手筋本部競演場で地方車に上がった松村社長。Tシャツの胸には「高知LOVE」。「We are 高知大好き!」と強い思いを響かせた。

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カテゴリー: 文化・芸能よさこい祭り文化


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