2017.07.12 08:22

色爽やか津波避難タワー 高知県香南市のヤ・シィパーク 展望台にも活用

白とブルーがまばゆい津波避難タワー(高知県香南市夜須町のヤ・シィパーク)
白とブルーがまばゆい津波避難タワー(高知県香南市夜須町のヤ・シィパーク)
 海辺に映える白と青―。高知県香南市夜須町のヤ・シィパークにこのほど、一般的なグレーの“コンクリート打ちっ放し”とはひと味違う津波避難タワーが完成した。人命を守るだけでなく、日常は展望台としても活用。景観にも配慮した色合いでパークのシンボルを目指している。
 
 香南市では22基のタワー建設計画があり、13基を建設済み。14基目のこのタワーは、高知県が2016年10月から総工費2億5800万円で建設し、6月末に完成した。鉄骨造り4階建てで、高さ14・75メートル。3、4階部分(計313平方メートル)の避難スペースには約600人が収容できる。
 
 建設に当たっては、周辺の環境整備などを話し合う「ヤ・シィパーク周辺地域活性化事業検討委員会」の中で県や市、パーク管理者らがデザインなどについて意見交換。津波避難だけでなく、パーク自体の魅力を増す役割も備えようと、日中は開放し、展望台として利用できるようにした。柱や梁(はり)などを白、手すりなどはブルーで彩り、パークらしい景観にも配慮した。
 
 周辺の砂浜の最大浸水深は10~15メートル、30センチの津波到達時間は地震発生後10~20分と想定されている。道の駅やすの露木理恵駅長は「地震発生時に明確に案内できる避難場所ができ、安心。普段もタワーに上って景色を楽しんでいただきたい」と話している。

カテゴリー: 主要社会香長


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