2017.06.12 08:00

マツコ・デラックス効果で高知県アンテナショップ来店増

 高知県地産外商公社の2016年度の外商成約金額が2015年度の約1・4倍の28億4800万円に伸びたことが6月1日、高知市内で開かれた理事会で報告された。東京・銀座の高知県アンテナショップ「まるごと高知」の来店者数は、人気タレントのマツコ・デラックスさんがテレビ番組で紹介した効果が大きく、6万3千人増え、過去最高の76万3千人だった。

 収益部門の売り上げも、物販が4200万円増の3億500万円で過去最高。飲食は2100万円減の1億6100万円だった。経常利益(公社から県へのアンテナショップ賃料返還額)は789万円にとどまった。

 高知県地産外商公社は、「まるごと高知」を拠点に地産外商に取り組んでいる。

 成果は事業者へのアンケートから把握しており、今回は369社に送付し、255社(回収率69・1%)が回答した。このうち「高知県や公社の仲介・あっせんがきっかけとなって成約があった」と答えたのは177社だった。

 成約件数は2015年度の6555件から8112件へ増えた。「高知フェア」など単発の売り上げが占める割合も依然として大きいが、定番採用は3690件から4721件に伸びた。

 2016年度は外商担当職員を東京と大阪に1人ずつ増やした。全国規模の展示商談会や高知県地産外商公社主催の個別商談会などへの参加は、延べ676社(2015年度は646社)に上った。飲食店オーナーや量販店バイヤーらを産地に招いた回数も99回から135回に増加。こうした商談機会が格段に増えたこともあり、まるごと高知を活用したテストマーケティングは横ばいの200商品だった。

 今西正和代表理事は「この7年に行ってきた外商の取り組みが根付いてきた。県外に出たい事業者はまだまだいる。公社の取り組みを周知したい」と話している。

カテゴリー: 政治・経済


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