安保法制 関連記事



15年9月16日付・朝刊

大学の理念に反す 県立大教授らも安保法案廃案求め声明

松崎淳子・高知県立大学名誉教授=中央=ら

 高知県立大学の教員らでつくる「高知県立大学と県民の平和を求める有志の会」が9月15日発足し、安全保障関連法案の廃案を求める声明を発表した。呼び掛け人の松崎淳子名誉教授(89)=調理学=は「戦後、憲法前文を読んだ時、感動で震えた。その先駆的な憲法が切り崩されていく」と訴えた。

 3人が高知県庁で記者会見した。自身を「軍国乙女だった」と言う松崎名誉教授は「東京に挺身(ていしん)隊として派遣され、同級生の多くも広島の工場に動員された。戦争がいかに非人間的なものか、こじゃんと体験してきた。この頃、戦前の雰囲気を感じる。黙ってはおれん」と話した。

 声明は「私たちの大学は、先の大戦末期に女子医専として発足し…命と暮らしを守り、平和と文化の発展及び福祉の増進を大学理念に据えて70年近く教育・研究を進めてきた。今回の法案は、本学の教育・研究理念とも相いれず、教え子や若い世代を戦場に送らせる危険もある」などとしている。

 15日現在の呼び掛け人は、高知県立大学と高知短期大学の教員19人。「高知県立大学と県民の平和を求める有志の会」は今後、県民を含めて賛同者を募っていくという。

 【写真】安全保障関連法案の廃案を求めて会見した松崎淳子・高知県立大学名誉教授=中央=ら(高知県庁記者室)

 


 

 

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