安保法制 関連記事



15年9月14日付・夕刊

最多1800人が安保法案「NO」 高知市で集会

安全保障関連法案の反対を訴え、アーケード街を行く参加者ら(13日正午すぎ、高知市帯屋町2丁目)

 安全保障関連法案が週内にも参院で採決される見通しとなる中、「戦争させない!戦争に行かない!憲法アクションinこうち」が9月13日午前、高知城下の丸ノ内緑地で開かれ、約1800人(主催者発表)が参加した。国会で安全保障関連法案の審議が始まって以降、高知市内で開かれた同様の集会としては、これまで最多。参加者はそれぞれに「戦争NO!」「9条守れ」といったボードを掲げ、「必ず廃案に」と声を上げた。 

 集会では、法案に反対する団体や政治家ら6人がスピーチした。

 「安保関連法案に反対するママの会 高知」の川辺弥生さん(39)は「将来子どもたちが大人になり、大切な人ができ、子どもが欲しいと望んだ時に、戦争があることでちゅうちょするような世の中にしてはいけない」。学生団体「PEDAL」の横川和音さん(24)は「戦争に加担することが国際貢献でしょうか」と訴えた。

 民主党の広田一参院議員(高知県選挙区)もマイクを握り、元内閣法制局長官の大森政輔氏の参考人質疑によって政府による「法案は合憲」の根拠は崩れた、と語った。

 集会後、参加者はデモ行進へ。自由民権運動のリーダー、植木枝盛の顔の周囲に「主権在民」の言葉を配したボードなどを掲げながら、中心商店街を歩いた。

 初めて集会に参加した高知市春野町の60代男性は「国民は理解不足ではなく、理解した上で反対している。権力者は聞く耳を持たないが、いつか必ず自らにはね返ってくるでしょう」。戦争体験者の大庭初子さん(93)=高知市神田=は手押し車に腰掛けて集会に参加した。「(戦争の)記憶は今でもある。こればあ人が来ちゅうき、国へ声は届かないかん」と話した。

 集会は「高知憲法アクション」など10団体が主催した。

  18日まで座り込み

 14日午前8時からは高知市役所前の歩道で、安全保障関連法案反対の市民ら約30人が座り込みを始めた。18日までの毎日午前8時〜午後5時半、座り込みで抗議の意思を示すという。「高知憲法アクション」と「平和憲法ネットワーク高知」が行っている。

  【写真】安全保障関連法案の反対を訴え、アーケード街を行く参加者ら(13日正午すぎ、高知市帯屋町2丁目)

 


 

 

総カウント数
本日は
昨日は

 ・「安保法制 関連記事」次の記事へ
 ・「安保法制 関連記事」トップページへ
 ・高知新聞フロントページへ