安保法制 関連記事



15年9月12日付・朝刊

高知県内の障害者団体役員らが安保法案反対アピール

「戦争は障害者抑圧」

高知県内の障害者団体役員ら
 高知県内の障害者団体の役員らが9月11日、安全保障関連法案の即時撤回を求めるアピール文を発表した。「戦争で障害者は自由を奪われ、差別され、抑圧されてきた。法案は日本を戦争のできる国にするものだ。戦争と障害者の幸せは絶対に両立しない」と訴えている。

 呼び掛け人は視覚、聴覚、身体などの障害者団体役員や元養護学校校長ら12人。高知大学名誉教授の竹内衛三さんやシンガー・ソングライターの堀内佳さんも名を連ねた。

 アピール文は、第2次世界大戦時の人権侵害の反省に立ち、国連の障害者権利条約がつくられたことを強調。「集団的自衛権行使の閣議決定、その具体化としての『戦争法案』が強行されるならば、憲法9条が事実上意味をなさなくなる」としている。

 この日は呼び掛け人らが高知県庁で会見し、全国障害者問題研究会高知支部の松本誠司・全国委員(47)が「自分が戦後ではなく、“戦前生まれ”になるという危機感がある」と強調した。障害者の生活と権利を守る県連絡協議会の正岡光雄会長(77)は「障害者は戦争の中でつらい立場に立たされる。戦闘により新たな障害者をつくり出すことになる」と指摘した。会見では手話で訴える場面もあった。

 アピール文は県関係国会議員らに届ける予定で、呼び掛け人たちは賛同者を募っている。連絡は松本さん(090・4332・0626)へ。

 【写真】安保法案の即時撤回を求める松本誠司さん=左から3人目=ら(高知県庁)

 


 

 

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