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15年9月4日付・朝刊

県内芸術家「安保廃案を」

高知市で135人が違憲訴え

安保法案の廃案を求めて声明を出した芸術関係者
 高知県内の芸術家たちが3日、安全保障関連法案の廃案を求める声明を発表した。有志の呼び掛けで画家や書道家、彫刻家ら135人が賛同し、「戦争の過ちを繰り返してはいけない」と訴えている。

 声明を出したのは、30代から戦前生まれまでの芸術家で、高知県展の常連入選者や無鑑査の人もいる。声明文は、「戦時中に画家たちは戦争協力の絵筆を握らされ、若者たちが命を落とした」などと振り返り、法案の違憲性や米軍の武力行使に協力する危険性を指摘している。

 3日に高知県庁で9人が記者会見を開き、高知平和美術会の森哲実会長が「有事下では政府の意にそぐわない表現活動は抑え付けられる。世の中の雰囲気がそれに近づいていると感じる」と述べた。

 高知の女性や子どもを約40年撮り続ける高知県展無鑑査の写真家、和田徳恵さんも出席し、「人の幸せをずっと考えながら写真を撮ってきた。今、いろんな人が危機感を感じ、日常生活の中でインターネットも含めたそれぞれの方法で表現している。自分も表現者として行動しないと、と思った」と話していた。

 声明文は参議院や各政党に送るという。

【写真】安保法案の廃案を求めて声明を出した芸術関係者(高知県庁)

 


 

 

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