安保法制 関連記事



15年8月23日付・朝刊

「憲法知り、声上げよう」 高知市で伊藤真弁護士が講演


 日弁連憲法問題対策本部副本部長で、法律資格試験の受験指導校「伊藤塾」を主宰する伊藤真弁護士(57)が8月22日、高知市内で講演し、安全保障関連法案について「憲法違反だ」とした上で、「憲法を知り、おかしいことにはおかしいと声を上げることが必要だ」と訴えた。

 講演会は高知弁護士会の主催。「安保法案と憲法上の諸問題 今日本で何が起こっているのか」と題し、約350人が集まった。

 伊藤氏は、日本国憲法の制定経緯や条文を挙げながら、「憲法は国家権力を制限して、国民の権利や自由を守る法だ。われわれは憲法を守らせる側におり、政治家の仕事は、憲法に書いているやり方で、縛りの中でやりなさいと命じている」と立憲主義について説明した。

 その上で、安保関連法案は「憲法9条が海外での武力行使を否定しているのに、新3要件に該当すれば集団的自衛権の行使が許容されるとし、他国軍隊への軍的支援もできるとしている。憲法9条や立憲主義に違反している」と問題点を強調。

 「憲法を知り、自立した市民としてそれぞれが主体的に行動することが求められている。憲法の理想に現実を近づけることこそが今を生きる者としての責任だ」と訴えた。

  【写真】「安保法制は立憲主義の否定、法の下克上だ」と訴える伊藤真弁護士(高知市鷹匠町1丁目の三翠園)

 


 

 

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