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15年8月10日付・朝刊

「国民が声上げよう」土佐市と四万十市で安保法案反対集会 

デモ行進する市民ら

 国会で審議中の安全保障関連法案の廃案を求める抗議集会が9日、高知県の土佐市と四万十市で開かれた。土佐市では従軍経験者らが意見を述べ、参加者は「主権者である国民が声を上げよう」と訴えた。四万十市では「憲法違反の戦争法案は撤回せよ」などの声が上がった。

 土佐市の集会は、土佐市議や吾川郡いの町、高岡郡日高村の町村議計14人と県議3人の呼び掛けで7月に発足した「土佐・吾川『安保法案』の廃案を求める会」が初めて開いた。

 土佐市民公園に約300人(主催者発表)が集まり、従軍経験者の小川健次郎さん(90)=土佐市用石=が「戦場で兵隊は『戦争はやめてくれ。人間のすることではない』と言いながら死んでいった。戦争で犠牲になるのはいつの時代も若者」と強調した。

 作業療法士を目指す学生の山本あいさん(21)=高知市玉水町=が「戦争で傷ついた人を治すために勉強しているのではない。学生も反対の声を上げ続けたい」と訴えると、大きな拍手が起きた。

 四万十市の集会は、幡多地域の市議や労働組合、市民らでつくる「戦争法を許さない幡多の会」が主催。戦争法を許さない幡多の会は7月下旬に発足し、今回初めてデモ行進などを行った。

 四万十川河畔に約250人(主催者発表)が集まり、民主党の広田一参院議員が参院の特別委員会での審議を報告。「この国は憲法9条を無視し、時の政権が危険と判断すれば武力行使できる国になろうとしている」と批判した。一行は横断幕を手にアーケード街など約2キロを行進。「強行採決は認めない」「民主主義を守れ」などと声を上げた。

 【写真】安保関連法案に反対し、デモ行進する市民ら(高知県四万十市中村東下町)

 


 

 

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