安保法制 関連記事



15年8月4日付・朝刊

高知の大学教授らが安保法案に反対する声明 

「安保法案に反対」

「憲法と民意無視」

大学教授ら

 参院で審議されている安全保障関連法案に対し、高知県内の大学教授らが3日、「市民の理解が得られないまま平和の根幹に関わる法案を押し通すことは民主主義に反する」などとして、「法案に反対する高知の大学人声明」を出した。

 声明は、高知大学や高知工科大学など県内五つの大学、短期大学の教授ら23人が呼び掛けた。

 「安保法案の審議は憲法と民意を無視し、開かれた自由な議論をないがしろにするものだ」と指摘。その上で、集団的自衛権に関する憲法解釈の変更は立憲主義を壊す▽説明と議論が尽くされないまま法案を強行することは民主主義に反する―とし、「この事態を目の前にして沈黙することはできない」と訴えている。

 この日、呼び掛け人のうち14人が高知市曙町2丁目の高知大学教職員組合室で記者会見し、高知大学の小幡尚教授(日本近代史)は「安倍政権の説明は、賛成反対以前に何を言っているか分からない。憲法どころか言葉すら尊重していない」と訴えた。高知大学の岡田健一郎准教授(憲法)は「高知は自由民権運動発祥の地で、自由な議論を大事にしてきた。県民が法案をよく理解してもらえるきっかけになれば」と語った。

 今後、インターネットを通して賛同者を募るという。

 安保法案をめぐっては、東京大学や京都大学など全国の各大学でも、教職員らが反対声明を出す動きが広がっている。

 【画像】「安保法案は立憲主義を壊す」と訴える高知の大学関係者ら(高知市曙町2丁目の高知大学教職員組合室)


 

 

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