安保法制 関連記事



15年7月19日付・朝刊

安保法案は「廃案可能」

高知県内でも抗議行動

安倍首相の政権運営に「許さない」と抗議する人たち

 「アベ政治を許さない」と書かれた紙を掲げる全国一斉の抗議活動が7月18日、高知県内でも行われた。高知市中心部では、衆院で安全保障関連法案の採決を強行した安倍晋三首相に反発し、約80人が「子や孫のため絶対に安保法案は許せない」「廃案にすることはまだ可能だ」と声を上げた。

 中央公園北口には、「たちあがる市民グループ@高知」や「戦争を許さない女たちの会」などが呼び掛け、女性を中心に約50人が集まった。午後1時、1列に並んでメッセージを書いた紙を掲げ、「憲法に違反する法律を作ってはいけない」「安倍政治を許さないぞ!」と声をそろえた。

 元中国残留孤児11人も参加し、1988年に帰国した中野ミツヨさん(69)=高知市横浜新町2丁目=は「やっと日本に帰れて平和に暮らしていたのに、政府は国民に心を向けていない」と怒りをあらわにした。

 言語聴覚士の下元史子さん(61)=高知市葛島1丁目=は、路面電車の車内で「アベ政治を許さない」のメッセージ入りの紙を持っていたところ、向かいに座った30代ぐらいの女性客が指で「〇」のサインを送ってきたという。

 下元さんは「積極的に表現しなくても、安倍政治がおかしいと思っている人は多い。法案反対の世論を高め、政府が受け入れざるを得ない波をつくりたい」と言葉に力を込めた。

 抗議の様子を見ていた会社員の女性(34)は「一緒に立つのはハードルが高い。けど、気持ちは応援しています。法案が通れば、安倍さんの時代でなくても戦争になるかもしれない」と話した。

 このほか、高知城周辺でも約30人が「アベ政治を許さない」の紙を掲げるなど同様の抗議が複数あった。

 香南市夜須町でも「戦争するな! 憲法こわすな! 香南市民の会」が開いた安保法案の廃案を求める集会に約40人が参加。国道55号や手結港周辺などをデモ行進した。

【写真】安倍首相の政権運営に「許さない」と抗議する人たち(18日午後、高知市帯屋町1丁目)


 

 

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