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15年7月16日付・朝刊

「戦争する国嫌だ」 高知で大学生や市民団体が反発

学生グループ「PEDAL」のメンバーたち

 集団的自衛権の行使を可能にする安全保障関連法案が衆院特別委員会で可決された15日、高知市内ではさまざまな市民グループが反発の声を上げた。

 15日夕、高知県内の大学生らでつくる「PEDAL(ペダル)」のメンバー6人がJR朝倉駅前に集まった。

 高知大学大学院1年の横川和音さん(24)は「法案がこのまま成立すれば、いずれ私たちの親しい誰かが戦場で殺し、殺される。何もしなかったら後悔する」と、道行く人々に何度も繰り返した。

 ペダルの活動をネットで知って聞きに来たという高知工科大学3年の渡辺空さん(20)は「特定秘密保護法の成立以来、どんどん『戦争する国』になってきていると感じる。学生の勇気ある呼び掛けがうれしい」と、同世代の訴えに聞き入った。

 高知県内女性で組織する「戦争立法に反対する女性の行動」のメンバーは正午すぎに高知県庁で会見を開き、メンバーの一人が「安保法案は憲法違反。戦争国家づくりを絶対に許しません」とするアピール文を読み上げた。

 しかし、安保法案はまさにその会見中に可決された。呼び掛け人で新日本婦人の会高知県本部会長の山岡美和子さんは「全国でこれだけ多くの人が反対しているのに強行可決するとは。政治の劣化に怒りがわき起こる」と声を強めた。

 このほか、高知市帯屋町のアーケード街でも15日夕、複数の市民グループがチラシを配ったり、署名活動を行ったりした。

 街頭で買い物客らに呼び掛けていた「たちあがる市民グループ@高知」の松尾美絵代表は「国会議員の数では劣勢だけど、多くの市民が憲法や9条への理解を深め、反対に回っている。まだ時間はある。廃案まで闘う」と話していた。

【写真】「平和な将来を崩すのは嫌だ」と訴える学生グループ「PEDAL」のメンバーたち(高知市朝倉丙)


 

 

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