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15年5月27日付・朝刊

「戦争する国」許さない 高知憲法アクションを結成

 「戦争法案」にノーを―。自衛隊の恒久的な海外派遣などを可能にする安全保障関連法案に反対の声を上げようと、高知県内の牧師や企業経営者、弁護士らが「戦争させない! 戦争に行かない! 高知憲法アクション」を結成した。元県議や裁判官など幅広い層が呼び掛け人に名を連ね、「戦争する国づくり、憲法改悪を許さない」と訴えている。

 高知県内では、県生活協同組合連合会会長ら8人でつくる「国民主権を守り、憲法を暮らしに活かす懇談会」が、安倍晋三政権による集団的自衛権行使を容認する憲法解釈の変更を批判してきた。この懇談会が中心になって、「平和憲法を守る」運動を広げようと、「高知憲法アクション」を今月21日に立ち上げた。

 26日現在、呼び掛け人は40人。大学教員や農業関係者らも加わっている。

 呼び掛けアピールは、「安倍政権は(歴代政権が)憲法違反としてきた『集団的自衛権』行使をなし崩し的に合憲化し、それに伴う法整備を行うとしています」と表明。その上で「『戦争をする国』作り、憲法改悪を許さない行動に立ち上がることを、高知県民の皆さんに呼び掛ける」としている。

 「戦争法案」との批判がある安保関連法案は26日、衆議院で審議入りした。「高知憲法アクション」事務局の徳弘嘉孝さん(72)は「数の力に押し切られ、野党は歯止めにならない。国民的な反対運動を大きくし、法案成立を阻止したい」と話している。「高知憲法アクション」は6月28日、高知市の中央公園で法案に反対する集会を開くという。

 主な呼び掛け人は以下の通り。(敬称略)

 大崎博澄(元県教育長)、岡田健一郎(高知大教員)、久保知章(元三原村長)、島岡幹夫(元窪川町議)、所谷孝夫(元県農協中央会会長)、成田信義(日本キリスト教団土佐教会牧師)、藤戸せつ(藤戸病院理事長)、松尾禎之(松尾酒造社長)、溝渕勝(元裁判官)、南守(あじさい園園長)、吉門拓(元佐賀町長)


 
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