まんが甲子園 中国で人気
まんが甲子園の魅力、中国でも発信―。7日に開幕する「第19回まんが甲子園」を前に、第18回までの歴代最優秀作品など28点を紹介する「『漫漫』想像―日本高校生マンガ作品展」が7月13〜31日、中国浙江省の寧波市図書館で開かれ、1万人を超える市民らでにぎわった。
まんが甲子園の作品が海外で展示されるのは初めて。今年2月、まんが甲子園に関心を持った寧波市政府から県上海事務所に働き掛けがあったという。寧波市側と、まんが甲子園を主催する県、「あったか高知」まんがフェスティバル実行委員会が協議し、歴代の最優秀と第18回の入賞作品の複製を貸し出すことで合意した。
会場には「老人力」のテーマを受けて青梅と梅の古漬けを対比させた作品や、「絶滅危惧(きぐ)種」のお題から外国人勢が台頭する角界を発想した絵など、ひねりを効かせた高校生たちの力作がずらり。
準備の段階から子どもたちが興味を持って眺めていたといい、開幕後は連日、親子連れらでにぎわった。県上海事務所の岡崎拓児副所長によると、日本語で書かれた漫画のセリフに中国語訳はなかったものの、感想ノートには「日本語は分からなくても、作者が伝えたいことが分かった」という記述もあったという。
図書館の劉燕主任は「子どもたちの夏休みの経験に大変プラスになるでしょう。自分たちも漫画を描いてみたいという意欲がわいてくるかもしれない」との談話を県に寄せた。
第19回まんが甲子園は8月7、8日、高知市九反田の市文化プラザ「かるぽーと」などで開かれる。
(10年08月02日付朝刊)