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2010年11月3日付朝刊
日ごと秋が深まり、四国山地の木々が次第に色づいている。猛暑の影響が心配されたが、今年も例年通りの美しい紅葉が見られそうだ。四国3県と県内の名所を紹介する。 【写真】赤や黄色に鮮やかに染まったべふ峡(昨年11月5日、香美市物部町) べふ峡 (香美市物部町) 物部川源流域に広がる渓谷で、切り立った石灰岩と鮮やかな紅葉の対比が美しい。べふ峡温泉は、シカのくしカツなどが入った「紅葉定食」(1200円)を用意。べふ峡保勝会が運営するもみじ茶屋は、11月末まで営業。田舎ずしや手打ちそばが味わえる。 【メモ】大栃から国道195号を東へ車で約30分。問い合わせは同保勝会(0887・58・4511)へ。 西熊渓谷 (香美市物部町) 三嶺と白髪山の登山口に広がる渓谷で、登山客に人気。三嶺の山頂付近を群生するコメツツジが赤く染める。白髪山は登山口から約40分。中腹の紅葉とクマザサの景色が美しい。見ごろは11月中旬から。大栃から登山口までの間に工事による通行の時間制限区間がある(日曜を除く)。 【メモ】大栃から上韮生川沿いに県道を車で約40分。問い合わせは香美市物部支所地域振興課(0887・58・3111)へ。 轟、大荒の滝 (香美市香北町) 迫力ある滝の水しぶきと紅葉が見どころ。轟の滝は「日本の滝百選」にも選ばれており、落差は82b。見ごろは11月中旬から。地元住民が開く茶屋が轟の滝が11月末(11日は休み)まで、大荒の滝は13〜28日の土日のみ営業。恒例の「もみじ祭り」は轟の滝で20日、大荒の滝で21日。琴の演奏と野だてが楽しめる。 道路工事のため、轟の滝は時間制限、大荒の滝は通行止め(土日祝日は除く)がある。 【メモ】美良布から車で北東へ。轟の滝が約40分、大荒の滝は約30分。問い合わせは香美市香北支所地域振興課(0887・59・2315)へ。 嶺北東部 (大豊、本山、土佐町) 大豊町の梶ケ森周辺が人気。山腹の龍王の滝から標高約1200bの山荘梶ケ森までの散策道は既に見ごろ。登山口に近い定福寺は約500本の紅葉が楽しめる。奥大田渓谷も定番のスポット。 本山町の汗見川地域と行川渓谷、土佐町の瀬戸川渓谷のアメガエリの滝周辺も見ごろを迎え、川面にカエデ類が映える。 【メモ】梶ケ森は大豊町豊永から車で約30分。問い合わせは、山荘梶ケ森(0887・74・0256)、大豊町役場(0887・72・0450)、本山町役場(0887・76・2113)、土佐町役場(0887・82・0480)へ。 嶺北西部 (大川村、いの町本川地域) いの町本川地域では町道瓶ケ森線周辺が人気。伊吹山や西黒森では最盛期は過ぎたが、標高が低い長沢ダム周辺などではまだまだ十分楽しめそうだ。大川村は小金滝周辺や大北川渓谷が見どころ。 【メモ】町道瓶ケ森線は本川総合支所からさらに車で30分ほど。寒風山トンネル方面からのほうが行きやすい。大川村は本川地区から県道を東へ約30分。問い合わせは、いの町観光協会(088・893・1211)、大川村役場(0887・84・2211)へ。 程野 (いの町吾北地域) いの町観光協会によると、程野の滝(東滝、西滝、権現滝、大樽の滝)を周遊する散策コースが見ごろを迎えている。11月上旬がピーク。14日には「ぐりーんパークほどの」で「ほのほの王国もみじまつり」を開催。伝統の踊りやヘリコプターでの遊覧飛行も。 【メモ】国道194号を経て吾北総合支所をさらに北上し、案内板のある場所から林道へ。問い合わせは、いの町観光協会(088・893・1211)へ。 中津渓谷 (仁淀川町) 「雨竜の滝」や七福神の石像などがある約2・3キロの遊歩道が散策コース。昇雲橋や展望台などで色とりどりの紅葉が楽しめる。見ごろは11月中旬ごろになりそう。 温泉施設「ゆの森」や「笑美寿茶屋」で、軽食や地場産品を販売。渓谷の周辺では中津観光協会が「紅葉まつり」を開催予定。 【メモ】国道33号から仁淀川町名野川で県道中津公園線に入る。問い合わせは町産業建設課(0889・35・1083)へ。 安居渓谷 (仁淀川町) 切り立った渓谷「千仞(せんじん)峡」や「もみじ公園」、「乙女河原」周辺などは今月中旬に見ごろを迎える。売店は、うどんやアメゴの塩焼きやおでん、うどんなども楽しめる。宿泊施設の「宝来荘」がリニューアル。レストランを改装し、安居川が眺められるようになった。バンガローは全12室で紅葉が楽しめる。問い合わせは同荘(0889・34・3719)へ。 【メモ】国道33号から仁淀川町大崎で国道439号へ入り、途中から県道安居公園線へ。問い合わせは同町池川総合支所地域振興課(0889・34・2114)へ。 天狗高原 (津野町) 四国カルスト県立自然公園内の最高峰・天狗の森(1485メートル)周辺のカエデ主体の天然林が見どころ。高原ふれあいの家「天狗荘」によると11月前半までが盛りで、今年は近年になく鮮やか。紅葉を見ながらのドライブが楽しめそうだ。 【メモ】国道197号の津野町北川から幹線林道に入り約30分。問い合わせは天狗荘(0889・62・3188)へ。 黒尊渓谷 (四万十市西土佐地域) 見ごろは11月中旬ごろ。上流では神殿橋周辺、下流では玖木(くき)が人気。神殿橋付近には展望台のある休憩所があり、日曜日にはおでん、コーヒーなどを販売。13日には黒尊親水公園で「しまんと黒尊むらまつり」を開催し、ユズや木工品などの地元物産品を販売予定。 【メモ】西土佐口屋内の国道441号から市道口屋内―宇和島線を西へ。玖木までは車で約15分、神殿橋までは約30分。問い合わせは四万十・川の駅カヌー館(0880・52・2121)へ。 |
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