南海地震対策を高知県が啓発活動へ
今月三十日から九月五日までの一週間は、ことし四月施行の高知県南海地震条例に基づく南海地震対策推進ウイーク。期間中、高知県は高知県内市町村や自主防災組織と連携して約二万二千人規模の大掛かりな震災対策訓練など、さまざまな啓発活動を展開する。
高知県民や事業者、自主防災組織などに震災対策への理解を深めてもらい、防災態勢の充実を図るのが目的。
訓練は三十一日に、高知県内二十二市町村の自主防災組織や消防団など約二万二千人が各地域で、南海地震を想定した避難、情報伝達、医療、消火、炊き出しなどを行う。翌一日には、高知県庁各庁舎や高知県警本部で緊急地震速報対応訓練も行い、来庁者にも参加を求めて避難・誘導態勢などを確認する。
同週間に先立つ二十三日には、高知市の高知県民文化ホールに渥美公秀・大阪大学准教授による「震災に強い人・地域ネットワークづくり講演会」も開催。また二十五日から九月五日まで、日本災害救援ボランティアネットワーク(神戸市)などが現地撮影した中国・四川大地震の被災・復旧状況、大津波が襲ったスマトラ沖地震の写真など約八十枚を高知県庁玄関ホールで展示する。
高知県危機管理部は「この機会に家庭での備えを点検し、地域での取り組みにも参加してほしい」としている。
(2008年08月21日朝刊)