外国人に南海地震啓発 高知県国際交流協会
高知県国際交流協会はこのほど、南海地震への備えをインドネシア語など六カ国語で分かりやすく紹介したホームページ(HP)を作成した。中国語は音声による情報提供もある。
県国際交流協会は、十九年度から高知県内在住の外国人(約三千六百人)向けの地震啓発対策を本格化。災害時の語学サポーターを養成し始めたほか、高知県内在住外国人の九割が使う言語(英語、中国語、韓国語、タガログ語、インドネシア語、ベトナム語)で計四千部の啓発冊子を三月に発行した。
英語版は一千部のうち残りが三百部となるなど好評で、県国際交流協会はさらに広く知ってもらおうと、冊子と同じ内容を一日からHPに掲載。南海地震のメカニズムのほか、災害時の行動上の注意▽家具の固定法▽防災袋に詰める備品―などを示している。中国語では、文字が読めない人のために音声情報も加えた。
県国際交流協会の吉田進マネジャーは「災害時は周囲との助け合いが一番大事だが、外国人は孤立しがち。高齢でパソコンが苦手な人もいるので、『こんな地震の情報があるよ』と、地域の人から身近の外国人に声を掛けてもらいたい」と話している。
県国際交流協会は今後、母国語の分かる人の緊急連絡先などを記入できるカードサイズの冊子も作成し、外国人対象の防災訓練も予定している。
>>HPはこちら「高知県国際交流協会」
【写真】南海地震への備えを紹介するHP(写真は韓国語ページ)
(2008年04月04日付・朝刊)