2007年12月4日付朝刊
高知で鍛え好成績 韓国SK・金監督に聞く
高知球場で秋季キャンプをしていた韓国プロ野球のSKワイバーンスは、アジアシリーズを戦った後に合流した主力組が11月いっぱいで打ち上げ、現在は若手を中心に19人が残ってトレーニングを続けている。主力組に続いてこのほど高知を離れた金星根監督に、今キャンプの成果を総括してもらった。
―昨年の秋、ことしの春と高知でキャンプをして迎えた今シーズン、韓国リーグを初制覇し、アジアシリーズも2位。高知キャンプは縁起がいいのでは。
「初優勝もアジア2位も秋、春のキャンプでしっかり練習できた結果が出た。今秋のキャンプも大一番が終わった直後のレギュラークラスは、それぞれがテーマを持って取り組んでいた」
―若手だけを高知に残している狙いは。
「選手は動く中でしか強化できない。休むことは停止にしかならない。だから若手はこちらに残して、最後の最後まで練習している」
―来年も1月6日から春季キャンプを高知で行うが。
「韓国は氷点下で、とてもバッティングができる状態ではない。バットを振ったり、打球を捕ったり、投げたりする回数が多ければ多いほど技術も上がる。少しでも早い段階でチームとして活動したいので、1月初めのキャンプインにした」
―アジアシリーズでは1次リーグで中日を破ったが、決勝では惜敗した。敗因をどう分析していますか。
「投げること、打つこと、守ることすべて大きな差はないが、少しずつ負けていた。だが、それ以前に気持ちや練習量で勝たないといけない。韓国の高校野球は、国内50校くらい。4500校以上ある日本と比べると底辺は広くない。だが、プロ野球の躍進ぶりは日本に負けてないと思う。小さいころから、氷点下の気候の中で、打ったり守ったりしてきた選手たちは、足腰がしっかりしていると思っている。まずは練習内容で日本を追い越したい」
【写真】「暖かくて最高の条件でプレーできた」と高知キャンプを振り返った金監督(高知球場)
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