
歌い続ける「Dear…」 PERSONZ
80’s後半。邦楽バンドブームが到来。ロックを聴く若者も格段に増えた。
女性ボーカル、JILLを擁するPERSONZのメジャーデビューもこの時代、1987年のこと。翌々年には番組主題歌にもなった「Dear Friends」でシーンのトップに躍り出た。
短期間でのLPリリース。全国ツアー。が、興奮と熱狂の裏は―JILLが言う。
「コンディションづくりが難しくって。メンバー4人が『いい演奏できたね』ってことが…荒々しさとか、若さあるライブだったんでしょうけど。あと、最後はいつもDear Friendsでいいのかって悩んでました」
それから約20年。今もオリジナルメンバーで活動を続けている。
「やりたいことが見つからない10代の時に、ようやく見つけたキラキラ光る宝石がバンド。これがないと自分じゃないって感じで。今は子どもを持つようになって、さらに心が満たされてて。いろんなものも吹っ切れて。歌い方とかも違ってきてますよ」
それでも―。1月6日、高知市のライブハウス「BAY5 SQUARE」に立った彼女たちは、あのころと変わらないように感じた。特にJILL。容姿、手を広げて回るダンス、7COLORSのシャウトといい…。
オーディエンスの熱気も、そうだった。髪を逆立て、奇抜な化粧をした若さを失い、子連れでライブに来るようになっても。2度目のアンコール、この日のラスト曲がそれを教えてくれた。大合唱を巻き起こした曲。そう、「Dear Friends」が。
2007年2月2日付・夕刊

SONIC次の記事へ
SONIC前の記事へ
最新の記事に戻る
SONICトップページへ
高知新聞トップページへ