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07年4月18日付・夕刊
東洋町長選、期日前投票始まる 町民「重み感じる」
高レベル放射性廃棄物最終処分施設問題を争点とする安芸郡東洋町の出直し町長選挙で18日、期日前投票が始まった。町役場には午前8時半の受け付け開始と同時に高齢者らが続々。全国が注目し、町を二分する問題への意思表示だけに「これまでの選挙とは違う重みを感じる」という声も。有権者は町の行方に切実な思いを込め、一票を投じている。
期日前投票は町選挙管理委員会で受け付けており、職員が5人態勢で対応に追われた。「これまでの選挙に比べたらかなり出足が早い。町民の関心の高さがうかがえる」と町幹部。結局、正午までに132人が投票に訪れた。
70代の女性は「核廃棄物を一切拒否したいというのが、大半の町民の考えだと思う。最近は時間が長く感じられて…。みんなストレスがたまっちゅう。早く22日の投票日を迎えたい」といら立ちを隠せない様子で話す。
一方、50代の男性は「財政は厳しいし、20年、30年たったら人口は減って町は寂れる一方やと思う。人それぞれ考え方があるのは分かるけど、交付金事業で若い人だけでなく高齢者にも雇用の場をつくってほしい」と訴えた。
また、家族が町外の病院に入院しているという50代の男性は「(入院している)家族も『投票したい』って言いゆう。どうやったら投票できるか聞きに来た。大事な選挙やき、投票せんわけにはいかんろう」と真剣な表情。
もちろん、町の課題は核廃施設だけではない。選挙で決まる新町長に対して「町は年寄りが多い。リハビリができる場所など、高齢者福祉にも力を入れてほしい」と要望する声も聞かれた。
期日前投票は21日まで、午前8時半から午後8時まで行われる。
【写真説明】初日から町民が続々と期日前投票に訪れた(東洋町生見の町役場) |