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07年4月16日付・朝刊
「地域再生」「議会改革」訴え 3市議選熱く第一声
新旧入り乱れて、再び舌戦スタート――。’07統一地方選の後半戦が15日、高知、室戸、宿毛の3市議選告示で幕を開けた。上向かない地方の景気、雇用や逼迫(ひっぱく)する自治体財政を踏まえ、各候補は「疲弊する地域の再生を」とアピールしたり、「自ら襟を正します」と議会改革を強調したり。町に海に山に「お願い」の連呼が再び響き渡っている。
旧鏡、土佐山両村の編入合併後初の通常選挙となる高知市議選は、定数42に対し、49人が立候補。
午前中に立候補の届け出を済ませた各陣営は、各事務所前などで出陣式に臨んだ。
現職候補が相次ぐ市役所の不祥事に触れて「市議会を公正・公平な良識の府に」と第一声を上げれば、新人候補は「財政が厳しい時だからこそ、支え合いながら住みよい地域に」とアピール。前回落選した再挑戦組も、福祉の充実などを公約に「一人でも多くの支持を」と訴え、支持者の拍手を浴びながら選挙カーに乗り込んだ。
午後には、買い物客らでにぎわう中心市街地に複数の候補が集結。
「若い人に働く場を」「高齢者の暮らしを守ります」「子どもを安心して産み育てられる社会に」
日曜市やひろめ市場の前で、入れ代わり立ち代わりマイクを握り、熱弁を振るった。
選挙戦初日、多くの候補の論点は、市議会が先送りした「議会改革」と「地域の活性化」。全国的に厳しい目が注がれている政務調査費の使い道や、議員定数の見直しに言及する候補もいた。
医療・福祉・雇用の充実を訴える候補の姿を見やりながら、70代の男性は「みんないいこと言うけど口先だけではね。しっかり実行を」。
舌戦の一方で低投票率も心配される県都決戦。さて有権者の反応は? 投票は22日。
【写真説明】各候補が熱い舌戦を展開する高知市議選。有権者の反応は…(高知市中心部)
高知市議無投票再選 川村さんに鏡託す
15日告示された高知市議会議員選挙の旧鏡村区(定数1)で、無投票再選となった無所属の川村貞夫さん(60)は、選挙カーで遊説中に「当選」の一報を受けた。合併に伴う旧村単位の特例選挙区を設けるのは今回が最後。川村さんは“旧鏡村代表”として最後の当選者となった。
川村さんは15年9月、旧鏡村長に初当選。一期目途中に高知市との合併に伴い失職。17年1月に行われた同市議増員選の旧鏡村区で、三つどもえを制した。
川村さんは午後5時20分ごろ、同市鏡今井の事務所へ。待ち構えた支持者から「また4年間頑張って」「頼むよ」と祝福され花束を贈られた。
川村さんは「高知市の財政は厳しいが、鏡地区を含めた市の発展のため、行財政改革や議会改革に取り組んでいく」と力強く決意表明。
無投票での再選については「鏡地区の住民の『川村で行くぞ』という暗黙の了解でこうなったと思う。これからの4年間で、精いっぱい住民の期待に応えていきたい」と意欲を見せていた。
【写真説明】無投票で再選を決め花束を受ける川村さん(高知市鏡今井)
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