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口コミで求人も開拓
UIJターンや求人など奈半利町内の雇用関係の情報を集めネット上で提供する「奈半利床屋さんネットワーク(奈半利町雇用促進情報提供システム)」を、ことし一月から実質スタートさせました。
町内の理容店・美容院に専用のパソコンを設置、六月までに十四軒に広がりました。奈半利は、人口の割に理容店・美容院が多いんですよ。聞いた話によると、魚梁瀬からの林道で町が栄えたころ、飲み屋さんも多くて、そこに行く前に身だしなみを整える人が多かったということらしいんですが…。
UIJでは、不動産情報や町内の生活情報を掲載。求人情報は足で稼いだ分とハローワークと提携して得た情報を載せています。
理容店には散髪の用事もないのに「どうぜよ」と訪れる人がいます。病院の待合室のような世間話の場になります。また美容院は客の滞在時間が長いでしょう。雇用以外のことも含めて、いろんな情報を聞き出せるんですね。都会がネットカフェだとすると、こっちはネット床屋。情報網を生かしてもっと求人を開拓していきたいですね。
今コンテンツを制作中なのですが、空いている教員住宅をリフォームして、外から来る人に一週間くらい格安で住んでもらい、奈半利を知ってもらうモニタールームを来月始めます。
都会の人も田舎に関心があります。田舎暮らしの雑誌に広告を出したところすぐに反応があり、九月だけで三人も実際に訪ねてきました。ただ、現役世代の方の場合、安定した収入のある仕事に就いてもらうことが課題です。一次産業も厳しい現状にあり、就業にはそれなりの準備が必要ですから。
協議会ではテレワーカー育成研修を行っていますが、実際に仕事を獲得するには、見積もり作成や営業などのノウハウが必要です。その部分を協議会で支援して少しでも成功事例を作っていきたいと思います。
情報が載っているのはコンピューターのネットワーク上ですが、情報収集は主に自転車。道すがら人に話を聞く営業マンです。雇用はもちろんですが、地域おこしの手段としてホームページを役立てていきたいですね。
同ネットはhttp://www.nahari-koyo.com/index.htmlから。
【写真】西岡甫男さん(左)の理容店で「床屋さんにはいろんな情報が集まる」と話す小松恵一さん(奈半利町)
(2007年9月27日掲載)
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