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地域支える人づくりを
今月十日、インターネット県民塾「kochiくろしお学校」を開校しました。黒潮町の皆さんが三年間つくり上げてきた「おおがた学校」の後を関係者の皆さんとともに継ぎ、県民がいつでも、どこでも学ぶことができる場としてリニューアルしました。参加者が一方的に教わるのではなく、時には先生になって教え合って地域の未来をつくっていく学校です。地元高知を支える人づくりにつなげていきたいと考えています。
手本になったのは、先進地、富山のインターネット市民塾です。学び合い、教え合ってコミュニティーを活発化していくやり方が、私が立ち上げた「はちきんねっと」でやりたかったことに近かったんですね。
くろしお学校はネット上で学ぶイーラーニングと、実際に顔を合わせて学び、教え合うリアルな講座の二本柱です。「はちきんねっと」でも経験しましたが、年齢も経歴もばらばらの集まりの中で、顔を見て話をして進めていくと、いろんな動きが出てくるんですね。
高知でも地縁や血縁の結びつきが弱くなっている一方、情報やビジネス機会の面では東京と大変な格差があります。そこを補うものとして、コミュニティーを再構築していければと思います。
市民が講師になって、全国の市民塾でいろんなことをやっています。神戸では防災の講座があり、東京には竹とんぼ講習があります。高知ではテレワークから就労につながる講座に特長がありますし、大方の民話の講座もあります。
テレワークにはテープ起こしやデータ入力というイメージがありますが、もっと幅広いものです。県内にも漫画の原作を書いている女性や県外の制作会社と組んでCMを作っている人がいます。間もなく始まる地域の人材を育成する講座では、こうした方にも講師に加わってもらい、「つくる力」をいろんな人のかかわりの中から生み出していきたいですね。
行革関係のコンテンツも強みです。行政からの仕事を受けるためにはどうすればいいかというイーラーニングや実際に仕事を受けた人のメッセージのほか、品質を保つための講座もあります。
現在約四十の講座があり、登録会員は四百人を超えています。一度、kochiくろしお学校(http://www.kochi-kuroshiogakko.com/)にアクセスしてみてください。
【写真】「いろんな条件の人が緩やかにつながっていければ」と話す川村晶子さん(高知市本町の富士通高知支店)
(2007年8月30日掲載)
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