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「MANGAMIT(マンガミット)」
県内に漫画産業を NPO設立で若手育成
あらゆる「漫画の仕事」請け負います―。県内にある漫画のプロダクション、団体、専門学校などの関係者が協力して、近くNPO(民間非営利団体)を発足させる。漫画やイラストを使う各種看板、広報誌、パンフレットなどの製作を収益の核にして、若手漫画家の受け皿とし、その育成と「漫画王国・土佐」をアピールするのが目的だ。
NPO設立を呼び掛けたのは、故青柳裕介さんの長男、吉村領さん(35)=土佐山田町中野、青柳プロダクション専務=。吉村さんは、国際デザインカレッジのマンガ科を卒業した4人の若者から「漫画の技術を生かした仕事に就きたいが、県内にはそうした場がない」との相談を受けて奮起した。
この呼び掛けに対して、県内在住の漫画家、くさか里樹さん、和気一作さん、正木秀尚さんが協力を約束し、NPOの理事に就任する予定。代表には国際デザイン・ビューティーカレッジマンガ科の岩神義宏・教務課長が就く。名称は「MANGAMIT(マンガミット)」で、近く正式にNPO申請する。
NPOが当面の業務として見込んでいるのは、自治体や企業が発行するポスターやパンフレットの製作、イベント開催、中央で活躍している漫画家たちの本県への“誘致”活動などだ。
吉村さんは「漫画を使った新しい産業を創出して、若手漫画家育成の受け皿としたい。収益は漫画イベント開催で還元するなど、漫画王国・土佐をアピールしたい」と話す。
今春同マンガ科を卒業してNPOスタッフとなる土居恵子さん(20)は、「地震防災の啓発に漫画を使うなど、さまざまな仕事ができると思う。県内で漫画の仕事ができるというのは大きな励みにもなる」と期待する。
吉村さんらは、橋本大二郎知事を28日訪ねて、県の協力も要請する予定。(2003年5月28日付朝刊)
【写真】漫画の仕事を請け負うNPO発足に向けて準備を進めるメンバー。右から2人目が吉村さん(高知市鷹匠町のよさこいビジネスプラザ)
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