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07年2月7日付朝刊
C大阪 カマタマーレに快勝 練習試合5―2
サッカーJリーグ2部(J2)セレッソ大阪(C大阪)は6日、四国リーグのカマタマーレ讃岐と30分×4本の練習試合を行い、5―2で“今季初戦”を白星で飾った。
C大阪は、1本目の4、10分にFW苔口が連続ゴール。2本目の9分にも森島寛が得点を挙げた。メンバーを大幅に入れ替えた4本目の立ち上がりにも森島康、千葉が立て続けにゴールを挙げた。守備陣は1本目終了間際に中央から、2本目開始早々にはCKから失点を喫した。
C大阪での“初采配(さいはい)”を白星で飾った都並監督だが「硬さと若さが出た。これを薬にして次につなげる」。森島主将も「全員で守るという意識を、もっと徹底しないと」と話していた。
【写真説明】C大阪とカマタマーレ讃岐の練習試合。浜田(中央)がボールを持ち込む=春野球技場
FWが熱い 各年代の代表ずらり
セレッソ大阪(C大阪)はJリーグ2部(J2)に降格したこともあり、がらりと若返り今季の平均年齢は23歳。しかしその中には才能あふれる若手がそろう。特にFW陣は各年代の日本代表が顔をそろえ、しのぎを削っている。
まず、チーム生え抜きのスター候補と期待を担うのが柿谷曜一朗。4歳からC大阪の下部チーム一筋で、16歳の昨年トップチームと契約した。日本代表にもU―12から毎年選出され、U―16日本代表の一員として臨んだ昨年9月のAFC・U―17選手権では、準々決勝から3試合連続弾。チームの優勝とU―17W杯出場権獲得に貢献、大会MVPに輝いた。
「デカモリシ」こと森島康仁も昨年、U―19日本代表でブレークした。昨年10、11月に行われたアジアユース選手権では3得点。ことし9月に開かれるU―20W杯の出場権獲得の原動力となった。
苔口卓也は昨年、日中韓交流戦の代表に選出されるなど、U―21日本代表で存在感を示した。反町康治監督が「現時点で最強のメンバーを選んだ」とした11月の日韓戦では、平山相太(FC東京)と2トップを組んで先発出場。北京五輪を目指すチームの主力として期待を集めている。
3人とも今は、チーム内で主力の座をつかむことに全力投球している。ゲーム形式の練習でも、都並敏史監督にアピールを続ける。
柿谷は高まる周囲の評価を気にする様子もなく、「プロとして恥ずかしくないプレーをして、点を取りたい」。森島康も「代表は関係ない。ゼロからやる。体を全部使ってアピールしていきたい」と力強く話す。
21歳ながらJ4年目のシーズンとなる苔口は、「チームで結果を出し続ければ代表にも呼ばれる。すごいチャンスがやってきた」。J2年目の“後輩”たちに負けるつもりなどない。
今季のC大阪のFW陣は、MF登録で前主将の古橋達弥(26)に新加入のキム・シンヨン(23)、追手前高出身の小松塁(23)を含め6人。西沢明訓(30)、大久保嘉人(24)の元日本代表2人が抜けたが、選手層は厚い。
6日のカマタマーレ讃岐との練習試合。先発出場の苔口は持ち味のスピードを生かし、DFラインの裏に飛び出して2ゴールを挙げると、途中出場の森島康は1ゴール、柿谷も前線で積極的にボールに絡んだ。開幕スタメンを懸けたアピール合戦は、ますますヒートアップしている。
日本サッカー界の将来を担う逸材たちの、レギュラー争いから目が離せない。
【写真説明】注目のC大阪若手FW陣。左から森島康、柿谷、苔口(春野球技場) |