
07年3月17日付・夕刊
事故機見ず副社長離高 ボンバルディア社
高知空港で自社製造のDHC8―Q400型機が胴体着陸事故を起こし、謝罪のため来高していたボンバルディア社(本社・カナダ)のトッド・ヤング副社長(42)らは17日朝、同空港から全日空の東京行き始発便で離高した。空港内で修理中の事故機は見ずじまいだった。
ヤング副社長とバート・クルックシャンク広報担当ディレクター(64)らは16日午後に空路来高していた。
17日は、空港ロビーが開く午前6時40分すぎに姿を見せた。同副社長は、「事故機を見るのか」と報道関係者に問われると、「高知には謝罪のために来た」「事故機は自社の整備技術者が調査中だ」と、自らはその立場にないことを説明した。
記者たちとのやり取りは1、2分。2人は「グッバイ」と言い残して搭乗待合室へ。そのまま午前7時40分発の始発便へ乗り込んだ。
一緒に来高していた同社の販売代理店「双日」関係者によると、「ヤング副社長は事故現場にいるよりも、カナダ本社で全体を見渡して指示を出す立場の人」と説明した。
月2回は出張で大阪に行くという40代の女性会社員は「(ボンバルディア機)あまりにも問題が多い。胴体着陸事故はいつ起きてもおかしくなかった。ちょっといいかげんすぎる」。
またヤング副社長と同じ便で東京に向かった須崎市の男性会社員(54)は「採算よりも安全第一でやってほしい。大勢の人の命を運んでいるのだから、基本の安全を第一にしてほしい」と話した。
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