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C大阪キャンプ打ち上げ 最終日も熱気
1月28日から春野運動公園でキャンプを行ってきた、サッカーJリーグ1部(J1)セレッソ大阪(C大阪)は6日午前、春野陸上競技場で1時間余りの練習を行い、10日間のキャンプを打ち上げた。2部の徳島ヴォルティス、C大阪と、1月21日から17日間にわたって行われたことしの春野Jリーグキャンプは、幕を閉じた。
冷たい雨の中で行われた最終日の練習も、イレブンは最後まで熱気あふれるトレーニングに精を出した。入念にアップをした後、4人対4人に、フリーで動く選手2人を入れて、ボールを奪い合った。続いてピッチの半分ほどを使って、11人対11人のゲーム形式。陸上競技場には、小林監督の指示や、選手たちの大きな声が響き渡った。
約1時間の練習を終えると、選手、スタッフ全員がピッチ中央に集まり、古橋主将の一本締めで、キャンプを締めくくった。
春野運動公園では20―28日、JFL(日本フットボールリーグ)のアローズ北陸が、昨年に続いてキャンプを予定している。
【写真説明】最終日もボールを使ったトレーニングを行うC大阪イレブン(春野陸上競技場)
「仕上がり早い」「小松に可能性」 小林伸二監督に聞く
春野運動公園での10日間の1次キャンプを終えた小林伸二監督に、手応えや感想を聞いた。
―フィジカル面の強化を特に重視したキャンプだったと思いますが。
「少し仕上がりが早いかなと感じるほど、皆コンディションが良い。昨シーズン、優勝争いを経験してモチベーションが高まっている。天候にも恵まれた。昨年と比べて全体的にパワーアップしている。順調なキャンプだった」
―新人選手が多く加入しました。
「大学や高校で能力が高くても、プロは初めて。今の段階ですべてできるわけじゃない。1年ずつプロで戦い、それを積み重ねて形になる。ずっとサッカーを職業でやってきた選手がいるんだから、そんなに甘いものではない。可能性があるというだけでは(試合では)使えない」
―本県出身の小松塁選手もC大阪の一員になりました。
「大学卒らしく考え方がしっかりしていて、質も可能性を持っている。いいタイミングで使えれば、と思う」
―昨シーズンは、得点力不足が気になりました。
「点はもう少し取れる。ただ攻守のバランスが大事。良い守備ができれば、良い攻撃につながる。攻撃のためにも、守備の質を上げたい。誰かが攻撃のために飛び出した後、そのスペースを埋める作業が大事。また攻撃が単調になった時、リズムを変えられることが、レベルアップに必要だ」
―主力選手が何人か抜けました。
「昨シーズンの戦術は1シーズンかけてつくり上げたものだから、選手が変わってすぐ、同じには仕上げられない。これからの実戦的な練習の中で、フォーメーションなど変更もあるかもしれない」
―宮崎キャンプは戦術面のチェックになると思います。
「春野で確認した攻守を足したような練習や、練習試合を行う。課題も出てくるだろうが、ゲームの中で修正してトライしていく。それに、新しく入った選手をどこに入れていくか、若手はどうか、などとシーズンに入るための見極めをしていく」
―昨年は悔しい思いをしました。
「昨年は一昨年の残留争いを受けてチームづくりをしたが、ことしは昨年の優勝争いの経験を踏まえて、足りなかったところを細かく修正している。昨シーズンの(優勝争いの)瀬戸際での苦しい思いが何だったのかという問いに、答えはないだろう。(優勝への)近道はない。やれることをもっと極めていくことが求められる。技術、戦術はもちろん、心構えが大事」
―キャンプ前、芝の状態が不安視されました。
「悪いという報告を受けて、心配はしていた。だが、実際使ってみて、立派な芝だと感じた。問題はなかった。ただ急ピッチで仕上げた分、昨年より傷むのが少し早いかなとは思った」
【写真説明】選手を指導するC大阪・小林伸二監督(春野球技場)
塁のキャンプ日記 しんどく楽しかった10日
10日間の春野キャンプ、しんどい中にも楽しさを感じることができました。プロのスピードを実際に体で感じられたし、ボールを出した後に流れに乗ってどう動くかも分かってきた。
グループで練習する時に、積極的に上の選手の中に入っていくようにしたことで、いろんな選手とコミュニケーションも取れました。先輩選手は、少しでも違和感があればトレーナーに言ってマッサージを受けたり、全体練習後に筋トレをしたり、練習に向けてしっかりとコンディションを維持している。見ていて勉強になった。
春野では知っている人も知らない人も、グラウンドに足を運んで声を掛けてくれた。励みになったし、とても感謝しています。
次の宮崎キャンプでは実戦的な練習が増えると思うので、いいトレーニングをしてゴールを決めて、どんどんアピールしていきたい。それが公式戦出場への、一番の近道だと思う。そして、1年目から得点を挙げたい。
これからも一日一日を大切にして、セレッソの中で存在感を出していけるように、毎日頑張っていきます。10日間、応援ありがとうございました。
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