「遠くへ飛ばし打ち勝つ」が本来のチームカラーだが、県体ではエース久松を中心とした守りで4強に入った。畑中監督も「接戦を制する力がついた」と、まずは6年ぶりの初戦突破を目指している。
久松、田村兆両投手とも完投能力がある。左腕久松は161センチと小柄だが、130キロ前後の直球は制球良く、右打者へのシンカーも効果的。主将で4番の田村兆は、130キロを超える直球と切れの良い変化球が持ち味で、奪三振率では久松を上回る。
守備陣も徹底した基本練習が実を結び、春季大会1回戦の伊野商戦、敗れたものの無失策だった。県体準決勝の高知商戦では無死満塁を併殺でしのぐなど、守りからゲームをつくれるようになった。
チーム打率は3割5分6厘。1・8キロの鉄製バットでの素振りで長打力も増した。新チーム結成から7本塁打を放っている田村兆と俊足の1番久松、7番岡林は打率が4割以上で、先発9人中7人が3割台。下位からでも好機をつくれ、昨夏からの30試合で完封負けは1度しかない。投打がかみ合えば上位進出の可能性は十分だ。(横田宰成)
【写真説明】6年ぶりの初戦突破を目指し、投球練習に励むエース久松
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