センバツが懸かった昨年10月の秋季四国大会で初戦敗退した。負けを薬に冬場、走攻守を鍛え直した。4月の県春季大会8強、県体4強で2年ぶりのシード権を獲得。投打につなぐ野球で悲願の甲子園切符を狙う。
投手陣は速球と縦のカーブが武器のエース松本と、球威のある森沢の両右腕が軸。ともに完投能力があるが、横川監督は「継投時期が勝負の分かれめ」。調子の良い方を先発に起用、緩急で打たせて取る右横手の小笠原も含め3投手で試合をつくることになりそうだ。
打線はセンター返しと、つなぐ意識が徹底している。練習試合を含む90試合でチーム打率3割2分2厘。計149盗塁の機動力が光る。特に1―3番の池本、安養寺、山本は計72盗塁。送りバント、エンドランの揺さぶりも心得ており、相手が嫌がる打線になってきた。
失策は1試合平均1・1。失策が失策を呼ぶ心配はなさそう。横川監督は上位校との差はあるとしながらも、「最少失点で守っていれば、必ず勝機はある」と選手の頑張りを信じている。(青木一英)
【写真説明】完投能力のある松本(右)と森沢の2枚エース
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