第2シードながら、初戦の相手が明徳義塾。連年の甲子園出場にいきなり正念場を迎える。春季大会決勝は5―3と振り切ったが、昨夏は延長の末に“決勝惜敗”した。
2年生右腕の森田がエースに成長した。春季大会は3連投となった明徳戦で完投、優勝の原動力となった。球速は130キロ前後だが、制球がよく打たせて取る。連日200球以上の投げ込みで球の切れも増してきた。5月の招待野球でもセンバツ代表の岡山東商を完封、失点の計算が立ってきた。速球派の国尾、安定感のある竹本の両右腕に左の桑原も控えるが、森田の出来にかかることは間違いない。
打線は長打力のある打者は少ないが、バントやエンドランを多用、積極走塁で「1点を確実に取る」野球を心掛ける。俊足の1番松井が出塁して揺さぶり、勝負強い矢野、百田の中軸でかえす得点パターンがしっかりしてきた。
代打や守備固めなど控えに個性的なスペシャリストが多く、一人一人が役割を自覚、雰囲気も上がってきた。島田監督は「初戦にすべてをかけたい」と明徳戦に照準を合わせている。(山崎道生)
【写真説明】明徳戦に向けて気合がこもるエース森田
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