不祥事で秋季大会出場辞退。春季大会は準々決勝で高知商に敗れたが、エース豊永は六回まで2失点と好投した。日米親善野球県選抜メンバーの左腕に期待がかかる。
豊永は130キロ前後の直球に切れのある変化球を織り交ぜ、打たせて取る。走者を背負っても冷静にコーナーをつける。昨秋から1カ月ごとにテーマを変えて練習に取り組み、投球の幅を広げてきた。防御率は3・42だが、今月初旬の練習試合でセンバツ出場の小松島相手に3失点完投。順調に仕上がってきた。
大事な場面でのエラーによる失点が多いのが気掛かり。個人ノックを増やして鍛えてきたが、三遊間に打球を引っかけさせるのが豊永の投球パターン。水野、畦地は落ち着いてさばきたい。打線の迫力は例年に比べるともうひとつだが、三木、村岡、松本の中軸で得点したい。
有力校がひしめく激戦ゾーンに入り、9年連続8強の岡豊が初戦の相手。4年連続の8強以上のハードルは低くないが、台風の目になる可能性も大。橋田監督は「苦しい試合でも何とか一つずつものにしていきたい」と話している。(山崎道生)
【写真説明】順調に仕上がった高知東のエース豊永
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